1番逢いたい人3(黒) (ページ14)

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女子高生ページ14

今日もそれスノの収録なんだけど、、

澪｢…よし！あ、ちょっと
翔太動かないで、
メイクくずれるって！｣

渡｢…あぁ。……てか、
まじでこの格好皆に
見られたくない。｣

｢…ははは！
でも大丈夫！！
翔太くん可愛いよ！！
自信持って！！｣

渡｢…そう？｣

なんで翔太くんがこんな格好に
なってるかというと、
こないだの若者検定で最下位になった
罰ゲームでなんと女子高生の格好を
することになったのだ。
で、澪はメイク担当で
私はまた衣装の手配をしたので
澪が翔太くんにメイクするのを
見守っているのだけど…

いやほんと普通に可愛いな！！！
足も綺麗過ぎる！！
なんか翔太くんじゃなくて
翔子ちゃんって感じだし！！！

澪｢そうそう！！
私がメイクしたんだし、
自信持ちなって！！｣

渡｢…まぁ、2人が言うなら。
しかも澪直伝のメイクだしねー！
澪の可愛さには叶わないけど♪｣

澪｢…ちょ、ちょっと
からかわないでよ！！｣

と、ラブラブな2人。
良かったー！！
ほんともういつも通りになってる！！

渡｢…はははっ！！
あ、そうそう！
Aちゃんこないだは
ほんとありがとねー！｣

澪｢あ、ほんとよね！！
改めてありがとね、A！｣

｢あ、いえいえ！
2人ともほんと仲直りできて
良かった！！｣

そうそう！！
私が思っていると、2人が
笑顔でこちらを向いて言ってきた。

渡｢…あ、でも目黒はちょっと
不憫だったかもなー！｣

澪｢そういえば、そうね！
まぁ面白かったけど！｣

｢…え？蓮が？なんでですか？｣

不憫って？

渡｢…あ、やっぱ気づいてないよね？｣

澪｢そうよね。Aだもん。
…いや、多分さ、というか絶対
あの日目黒あんたの家
泊まりたかったんだと思うわよ。｣

｢…え！？？
そうなの！？？
私、てっきり忘れてた充電器
取りに来ただけかと……｣

そ、そうだったのか！？？
…あ！そういえば
なんか言いかけてたような……

渡｢そうそう！！
男としてはショックだと
思うよ、彼女に拒否られてさ。｣

澪｢まだ、へこんでるかもねー、目黒。｣

｢…そ、そうなんですか？｣

…そういや、さっき
会った時、なんかどことなく
元気なかったような……

｢…た、確かにさっき、
蓮元気なかったような気がします。
で、でもですね……｣

悩みがあるんだよな……

澪｢…ん？どうしたの？A？｣

渡｢…うん。もしかして
なんか悩みがあるとか？
目黒のことで。｣