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急いで家に帰って
自分の部屋に向かう。
へなっとなって床に座り込む。
｢はぁー。｣
何であんなこと言っちゃったんだろう。
自分で自分が嫌になる。
ジャニーズのこと
馬鹿にした言い方しちゃったし。
蓮がジャニーズに入って
一生懸命頑張ってるのは
蓮のこと見てた
私が1番分かってたはずなのに。
蓮から彼女ができたなんて言葉は
どうしても聞きたくなんてなかった。
……遅すぎるけどやっと分かった。
私、蓮のこと男の子として好きなんだ。
だから胸も痛んだし、涙も出た。
ほんと遅すぎるし、私。
その日は今まで以上に
黙ってても溢れ出てくる
涙のせいで中々寝つけなかった。
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年3月24日 0時
