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蓮は生まれた時から
隣の家に住んでいて
親同士も仲良く言わゆる
幼馴染というやつで
お互い家族とはまた違う
安心感があったと思う。
蓮がジャニーズ事務所に入ってから
高校は違うけど
高校生になってもその関係は続いていて、
ｶﾞﾁｬ
｢蓮！漫画貸して！結界師の20巻！！｣
目黒 ｢…いいけど。お前、ノックなしに
男子高校生の部屋に入ってくるなよ。｣
｢え？蓮だしいいでしょ？｣
目黒 ｢いい加減警戒心のなさ直せよ。はい、漫画。｣
｢？？ありがとー！ここで読んでいい？｣
目黒 ｢うん。どうぞ。｣
どこか蓮は小さい頃からオカン気質があって
落ち着いていた。小学生の時から
サッカーもやっていてそれは
もう女子に爆モテで中学生の時は
謎にファンクラブもあったらしい。
それで番長に呼び出されたけど
蓮のお父さんが仲を取り持ったのは
うちの家では1週間に1回
晩御飯の時に話が出てくるぐらい伝説の話だ。
目黒 ｢そういや、Aって進学するの？｣
｢うん！とりあえず何もやりたいこと
見つかってないけど大学は
行こうかなと思ってて。
蓮はしないんでしょ？
仕事忙しいだろうし。｣
目黒 ｢いや、一応俺も大学
行こうかなと思ってる。
事務所の先輩も大学行ってる人多いし。｣
｢え！そうなんだ！！｣
そういや、私達って忘れてたけど
高校3年生の受験生だったよな。
正直、蓮は勉強苦手だし
特に国語なんか
壊滅的だし行かないと思ってた。
目黒 ｢……今なんか失礼なこと思っただろ。｣
｢へ！？？いや、思ってないよ、
うん！絶対！！｣
目黒 ｢…嘘つけ。お前顔に出やすいから
分かりやすいんだよ。｣
と蓮が私の頬をつまんで言う。
｢痛い痛い！！はなしてよ！｣
本当のこと思っただけなのに。
蓮は笑いながら私の頬をつまみ続けたまま。
目黒 ｢ てか、肉もついたんじゃね。｣
｢！！！！失礼な！あ、でも
こないだ友達とスイーツビュッフェ
たらふく食べたな、、｣
目黒 ｢…ははっ！！ほんとAって
食い気凄いよな。｣
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年3月24日 0時
