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しどろもどろになりながら説明する私を見て
和くんは、一つ溜息
う…呆れてる…もしかしてやっぱり怒った？
ヤバい、怒った和くんは面倒くさい
ダメだ、逃げよう
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和「逃げんなや」
「っ…」
何も動いてないのになぜわかるの
和「アンタね、動いてないのに何で分かるのって顔しない」
「…」
図星過ぎて何も言えない
和「……バカだよねえ、何年お前のこと知ってると思ってんの」
呆れたように見下ろす和くん
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「じゅ、15年…」
和「そーゆー具体的なこと聞いてんじゃねえよバカ」
「さっきからバカバカ…」
和「バカにバカって言って何が悪いの
俺はお前の思うことくらいお見通しなの、分かる？」
「うん…」
和「でも、お前は俺のこと分かってくれない、ハイおバカさん決定」
「…」
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たしかに私は馬鹿
勉強なんて赤点がしょっちゅう
和くんによく教えてもらった
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和「でも…だからこそね、そんなおバカさんに智は向いてないのよ」
「…」
和「アイツは、お前とはだいぶ違う世界で生きてるから」
「…」
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別に何も分かってなかったわけじゃないの
そこまで私もバカじゃないから
女の子の扱い方が上手だし、余裕そうにいっつも笑うし
女の子遊びをしてるのかな…っておバカな私でも思うよ
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和「…何も分かってねえわけじゃねえみたいだけどさ、じゃなんて引っかかるかな」
「…」
極まりが悪くなって俯く
和「まあ、俺の理由と同じかもしんねえけどさ」
「…」
どういう意味か分からなかったけど、まだ俯く私
そんな私に和くんは、そっと呟いた
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和「…でも、そんなのやめて俺のとこ来て」
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嘘だと思った
聞き間違いだと絶対に思った
でも、顔を上げるしか和くんの気持ちを分かる方法がなくて
びっくりしたように顔を上げると
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「…」
唇が重なった
少し離してから和くんはまた、あの微笑を見せた
和「……智に奪われる危険性があるから、な？」
「…」
和「好きでもない女のこと、こんなに分かるはずないだろ」
「…」
和「好きだよ」
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和くんはそのまま
手を振って、いつの間にか着いてた私の家の横の家に向かって歩き始めた
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「…ぇ？」
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翔子(プロフ) - きよりさん» ありｈがとうございますっ、そんな…照れてしまいすわ///はい、頑張りますっ＾＾ (2013年11月26日 17時) (
レス) id: f3d6bead06 (このIDを非表示/違反報告)
きより(プロフ) - 初めまして^ - ^翔子さんの作品大好きです！今回のもあと、鈍感くんもやばいですっ///お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年11月25日 19時) (レス) id: 27e0ebedc5 (このIDを非表示/違反報告)
翔子(プロフ) - ゆずさん» あ、ありがとうございます！！とっっっても嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！楽しんでみてもらえるよう精進いたします！！ (2013年10月13日 23時) (レス) id: f3d6bead06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - はじめまして！いつもいつも楽しく小説よませてもらってます！！陰ながらですが、応援してます！！更新頑張ってください☆ (2013年10月13日 23時) (レス) id: 0fd06767ed (このIDを非表示/違反報告)
翔子(プロフ) - 優菜さん» いえいえ、嬉しいんですよ!!細かく読んでくださってるのを感じて＾＾これからもじゃんじゃんこんなので良かったら読んでください（笑） (2013年9月10日 23時) (レス) id: f3d6bead06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shoukosholove/
作成日時：2012年12月6日 23時
