きらくをたのしむ ページ12
ふふふふ、あはははは。
今日は笑ってみる、だってミモザが近くにいるから。そのコはとても笑っているから、僕も笑ってみる。でもかたいかも、あのコはふんわり笑うのに。僕はちょっとかたい、あのコみたいに笑うのはムリなのかな。
「やっぱりへん？」
それでもそのコは首を小さく横に振った。その間も笑ってて、僕の笑顔を見て悪いとは言わない。それはうれしい、僕の笑顔は良いってことだよね。うん、ありがとう。でも笑うのは疲れちゃうから、多分もう笑わないかも。
「コバヤシくんから聞いたけど、コバヤシくんといる時も笑ってる。後は僕といっしょも笑ってるよね。ずっとそうみたいだけど、なにかあるの？」
僕をじっと見てから、またふんわりと笑うミモザ。なにが言いたいんだろう、僕をずっと見てる。
あ、ハンサムな僕だから自然と笑顔になれるものなんだね。それならなっとく、そうと伝えてくれたら良かったのに。
「そっか、僕がハンサムだからか。でもコバヤシくんの時もそうだし、まさかコバヤシくんもハンサムとか？」
それは良いけど、僕の方がハンサムでカッコよくなきゃダメだもん。だって、僕の方がカッコいいもん。ほんとだもん、そうだもん。
「ミモザ、コバヤシくんもちょっとカッコいいと思うけど、僕の方がとってもカッコいいからね」
すると小さく頷いた。でも少し間があったから、ちょっと悩んだのかもしれない。やさしいのはうれしいけど、つまり僕とコバヤシくんは同じくらいのハンサムってことかな。それは複雑。
「……うーん、分かった。そういうことにしておく、いつかちゃんとはっきりすぐに教えてね」
するとまた頷いた。返事だけは良いんだから。でも、そこは良いのかな。なにも言えない、なにも反応しない。それはイヤだな、でもこのコはイヤじゃない。
しゃべれないけど、反応は多いから。分かりやすいのもあるけど、心の底からそんな感じはしない。ほんとに不思議。
「ねえ、君って落ちこむ時はあるのかな」
すると少し困った顔でも頷いた、そっかそこは僕と同じなんだ。ちょっと親近感がまたできてうれしい。
「笑顔ばっかりはつらい時はあるよね、そうなる時もあるんだよね」
たのしそうにしてるけど、知らない時に落ちこむほどのこと感じているのかな。それはイヤだね、溜まっちゃうしかないから。誰しも気だけは、軽くたのしくいたいよね。
「僕は君といると、たのしいし気が軽い気がするよ」
今のところは、だけど。
ごちゃごちゃもじとごちゃごちゃハート→←ちいさなしろいへやでもきみのことでも
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さとうみさん(プロフ) - くるくるマシュマロさん» コメントと感想ありがとうございます。みんな可愛い狂気をがんばって再現させてもらってます。最後までそれが再現できたら良いなと思いつつ、書いていきますのでよろしくお願いします。 (2月4日 19時) (
レス) id: 563e8e19e1 (このIDを非表示/違反報告)
くるくるマシュマロ - ﾋｨﾝ､､､ちょい原作っぽくて可愛いよぉ、、、、あの、、、もうほんとに、、、結婚してくれませんk((( (2月4日 18時) (レス) @page15 id: cf7258974f (このIDを非表示/違反報告)
さとうみさん(プロフ) - パペットさん» コメントと感想ありがとうございます。原作の狂気が大好きなので、再現したいなと思いながら書いてます。みんなしっぽがない状態で書かせていただいていますし、語り部はそんな彼らなので(^^)不穏と愛嬌と狂気は再現していきたいなと！お付き合いくださると幸いです。 (1月20日 18時) (レス) id: 563e8e19e1 (このIDを非表示/違反報告)
パペット - 待っ…………めっちゃ可愛いです。ありがとうございます。そなたは天才です。サム君が楽しみだなー（意味不明でごめんなさい） (1月20日 16時) (レス) @page4 id: 9276399318 (このIDを非表示/違反報告)
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