そんなことないよ ページ9
ケインに部屋に案内すると言われたけど、ことわってまだあるくことにする。だって、落ちついてきたしできるだけ知識はほしい。
「何とも健気で意欲的なことで……分かりました、何かあったら私にすぐお申し付けください！絶対ですよ！」
そう言って、ぱっとその空間からいなくなった。ここのありとあらゆることを見てはかんりしてるって言ってた、だからわたしよりずっといそがしいんだ。
「君も行かなくて良いのかい？」
ここの知識をいれることがしごとって言われた、だから大丈夫。もうジャックスといると、心がもたないからこの場をさろう。
「ところで、君はAIなのかい？それとも僕たちと同じキャラクターなのかい？」
なんでついてくるのか、分からない。それにそっちも分からない。わたしはわたしが分からない。自分がどういうのか分かんない。
分からないことばっかりだから、なにかを知りたい。それは周りでも自分でも今はどっちでもいいかもしれない。
「ま、それは今は良いか……お詫びに何か手伝うけど……よい、しょっと！ね、どう？」
そう言いながら、わたしをかたぐるまでかつがないで。なにも言ってない。
でも、さっきまで見たのじゃなくてとても高い。自分がさっき見ていた下に見えたものとはぜんぜんちがう。むしろ遠くまで見えて、すごくしんせんに見えて心がういていく。
「どうかな、悪い気はしないだろう？」
ぜんぜん、むしろとてもいい。彼はいつもこんな世界を見ていたのかと思うと、ちょっとうらやましい。だって小さいから、彼みたいに背がたかいと知らないものばかりだし。
でもちょっと、はでな色が頭にダイレクトにしげきをよこす。別ベクトルで見えているからかもしれないけど、目がふらふらしてくる。
「え？ふらふらして、僕の頭に凭れかかるものかい？重いんだけど……」
前にある頭にもたれて、足もうでもだらりとたれる。前からきこえるこえも、ちょっと頭にひびいた。
「よし、こうしとくか。文句言わないでくれよ、そっちが勝手に酔ったのが原因なんだからさ」
気がつくと、前にある彼の顔がなくて見上げるところにある。背やひざうらの感じで、なんとなく今の自分がなにをされてるか分かった。よこだき、おひめさまだっこ。ちょっと、なんでそんなことするの。
「またあの過保護AIが出てきたら興醒めだから、文句言わないでって言ったでしょ？」
少しだるそうに言っても、なんだかんだで置いて行かれないからいいものなのかも……？
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さとうみさん(プロフ) - エヌアさん» はい、彼は基本的に温厚ですからね。誰でもそうなので、多分特別なベルダースなキャンディはくれないと思います、多分。今作もとある曲たちを異色混合させまくったので原型があんまりないです。はい。進んで行ったら片鱗はあるかもですね。 (1月10日 18時) (
レス) id: 563e8e19e1 (このIDを非表示/違反報告)
エヌア - 新作読みました!優しいですね…（泣）ケインってもう凄い！不気味がまたいいって物もあります！ (1月10日 8時) (レス) @page8 id: 0bd8eb1c3e (このIDを非表示/違反報告)
さとうみさん(プロフ) - エヌアさん» ありがとうございます、今回は全方向な彼を魅せれたらなと思います！不気味が強くなると思いますけど（笑） (1月9日 20時) (レス) id: 563e8e19e1 (このIDを非表示/違反報告)
エヌア - 最近、目が悪かったので目の保証になるぐらいいい文章でした！ (1月9日 13時) (レス) id: 0bd8eb1c3e (このIDを非表示/違反報告)
エヌア - ケインがメインなんですね！もう、なんと言ったらいいか分かんないぐらい嬉しいです！こんないい作品を作ってくださりありがとうございます！ (1月9日 13時) (レス) @page7 id: 0bd8eb1c3e (このIDを非表示/違反報告)
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