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第四話。 ページ6
「・・あ、そういえば。」
「何や？」
話はやっと本題に入る。
「真島さんって、お仕事何してるんですか？」
そう言うと、真島さんはひどく驚いた顔をした。
理由がわからず私が首を傾げていると、彼は「やっぱ田舎やからか・・？」と呟いた。
「わしは真島建設っちゅう会社の社長やっとんねん。」
「へぇ、すごいですね！！」
「・・ホンマに何も知らないんやな・・・・。」
「？何がですか？」
「・・・なぁ、Aちゃん。」
「？」
「東城会って、聞いたことあるか？」
「！！」
その言葉に驚いていると、真島さんはニヤッと笑った。
「わし、そこの直系組の組長もやっとるんやで〜！」
「そ、そうなんですか！？」
「ここらじゃ有名なんやけどなぁ。変な雑誌にも載るくらいやし。」
ま、まじか・・！！！真島さんが・・！！！
じ、じゃあ、もしかしたら・・・。
頼みを聞いてくれるかも・・・！！！
私は深呼吸をした。
(続く)
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作者名：顕微鏡 | 作成日時：2016年9月13日 23時
