僕の青君飼育日記

飼育日記十六日目 ページ19

17年前


女の子「瑠斗くんがいじめた〜」


先生「瑠斗君！また意地悪して、、」


昔から人をいじめるのが好きだった。


悪口を言ったり、叩いたりした。


意地悪をされた人の顔は痛みやつらさで歪む。


それを見るのがたまらなく好きだった。


でも、、


男の子「怖い、、瑠斗君怖いよ、、」


女の子「嫌だ、、こっちこないで！」


僕は幼稚園にして、他の人から嫌われてしまった。


そりゃそうだろう。叩いたり悪口を言うやつとなんか遊びたくない。


だから、常に僕の周りは人がいなかった。


参観日であまりにも友達がいないことに驚いた父親達は先生に聞いたらしい。


「どうしてあんなに友達がいないのですか？」


先生の口から僕がいじめっこである事を聞いた父親達は僕に言った。


父親「これから行く幼稚園や小学校では他の子をいじめてはダメだよ」


そう言われた。いやそれだけしか言われなかった。


親は僕の事を想ったのでは無い。自分達が何かを言われることを恐れたのだ。


でも、その時の僕は純粋で無垢でそれでいて、、


瑠斗「うん、、」


馬鹿だった。


それからずっと父親達が言うように他人に優しく生きてきた。


でもそんな日々に僕は限界を感じていた。


そんなある日、何気なく開いた出会い系サイト。


瑠斗「青山ころん、、か」


「Mで何をされても嬉しいです。だれか僕を飼ってください。」


軽くストレス発散のつもり。


でも


あまりにも可愛らしく鳴くから


瑠斗「僕に飼われてくれませんか？」


僕のものにしたくなったんだ

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