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5話 ページ8

ふむ、私を助けてくれた女の方がカリファさん、
鳩を乗せた髭が特徴的な人がルッチさん、鳩がハットリくん。
鼻が長い人がカクさんね。


よし覚えた。


『じゃあ最後に私の自己紹介ですね。私はサーテル・S・A!多分異世界からここにやってきました。気軽にAとお呼びください。よろしくお願いします!さあ、質問タイムですよ!まずは私に聞きたいことですね!』


カク「お主、空中で浮いていたじゃろう。あれはどうしてじゃ?」


ほうほう、魔力の話ね。


『そうですね、まず私は異世界の言葉で言うと魔女や魔法使いという種族になります。あなた方人間と違い、私たちは魔力という第2の力みたいな感じで使えるんですよね。魔力は蝶の形になっているんですが、あなた方は見えないと思います。ごく稀に見える人がいるんですけどそういう人は魔力が使える人ですね。』


カク「つまり、わしたちにはない力がAには使えてその力で空中に浮いていた、ということじゃな。」


『そうですそうです、そんな感じの認識で大丈夫です!空中の時は大体箒に乗りますかねー。まあこんなこと言ってもわかんないんで何か魔法使いますね。えーーーと、何がいいかなー。』


何がいいんだ?魔力がわかんない人にも分かる説明か。ちなみに私は呪文無しでも使えるんだけどそれはそれでなんかバレたらめんどいからいつも呪文つけてるよ。


『うーーんとじゃあ今から<水>を呼び寄せますねー。

アクアメンディ(水よ)』


そう唱えると私の手の先に水が溜まってきた。あ、ちなみにこの水は飲めます。


『この水はここの地域からとった海じゃないですよ。魔力で作った水なのでちゃんと飲めますよ。ちなみに魔法使いの強さによって美味しさも変わってきます。今のところ自分のが1番美味しいですね。』


部屋にいる3人は物珍しそうにみている。それはそうだ、この世界には多分私みたいな存在は居ないんだから。その水を私は飲んで証明する。やっぱり美味しいな水が1番だ。


『まあこんな感じですね。この魔法はめっちゃ簡単な初級みたいなもんなんで魔力持ってる人だったら誰でもできますよ!』


カリファ「すごいのね、あなた...。その力を求めて戦う人たちがいるんじゃないの?」


それはそうなんよね。けど私ずっと中間にいたからなー。まあ、撃退してたよね。無理やり仲間にしてくる奴は。殺してないから!安心して!

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作者名:さとうさん | 作成日時:2022年2月23日 16時

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