２０ ページ21
.
あれから北斗先輩を慰めて約１時間が経ってようやく北斗先輩も
泣き終わって２人でまた歩き始める
北「はあ……俺ほんとダサい……ブサイクな泣き顔までAちゃんに見せちゃったし……」
「別にブサイクじゃないです 顔の綺麗さで全部カバーできてますよ」
北「ほんとに？俺樹から泣き顔ブサイクって言われたことあるのに」
「ええそうなんですか？笑 面白いですね」
北「いやいや全然面白くないでしょ〜〜こっちは真剣な悩みなのに」
「それはごめんなさい笑 でも……なんか嬉しかったですよ」
北「……え？何が？」
「あんまり泣いたりしなさそうな北斗先輩から、人間味を感じられて」
北「ふはっ、何それ独特だね」
なんて素の笑顔が戻った北斗先輩は笑って私もつられて笑う
「今日は凄く楽しかったです……家まで送ってもらってすみません」
北「こちらこそ、お礼を言いたいのは俺の方だよ」
北「スイパラも慰めてくれたのも全部幸せな思い出になった」
北「Aちゃん、本当にありがとう」
北「……あのさ、明日から俺入院中のクラスメイトの代わりに図書委員任されちゃってさ、昼休みと放課後はほぼ全部図書室にいるんだよね」
「え！そうなんですか」
北「だから……その図書室でお昼休みだけでもいいからAちゃんと２人だけで過ごしたいなって」
北「……だめ？」
そんなお願いされたら……断れるわけ……
「……いいですよ 北斗先輩と過ごすお昼休みもまあまあ楽しそうなので」
北「ほんとに？！やった！」
北「Aちゃんと２人きりで過ごせる時間があるなら俺毎日学校行く」
「その時間が無くても毎日来てください、勉強遅れますよ？」
北「あ〜〜またいつものツンデレに戻ったたあAちゃん」
北「さっきの紳士的Aちゃんまた見たい」
「うるさいです北斗先輩……！はあもう気をつけて帰ってくださいよ！今日は有難うございました！おやすみなさい！」
北「ふふっ、おやすみ！Aちゃん大好きだよ〜〜！」
慌てて玄関に入ろうとした時
大好きが聞こえて思わずびっくりして振り向くと
まるで飼い主にしっぽを振る犬のように手を思いっきり振る北斗先輩
……やっぱりとんでもない人に懐かれてしまっていると再認識した私だった
残業で夜遅くに帰ってきた母はびしょびしょのブレザーを見て物凄くびっくりしたらしい
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 835人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シラユキ。 - だ、誰やねん。でも、どういう人か分からん人に主人公ちゃんが負けるわけねぇーよな…！北斗松村の犬化にはとても価値があります。最高です！！これからも頑張ってください！ (2023年5月4日 9時) (
レス) @page30 id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
anna - も、元カノ？！うわー、ライバル登場、、、最悪だあー(´-ω-`)でも！！やっぱ甘々北斗さん最高です。これからも応援してます！ (2023年5月4日 7時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - himemeさん» 嬉しいです有難うございます😭😭頑張ります‼️😆 (2023年4月4日 4時) (レス) id: 8239c7e0d9 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - annaさん» 沢山コメント有難うございます😭😭頑張ります‼️💞 (2023年4月4日 4時) (レス) id: 8239c7e0d9 (このIDを非表示/違反報告)
himeme(プロフ) - うわぁ続き気になるぅぅ🫣💕さすがにわんこほっくん過ぎて愛おしい🥹🫶更新いつも楽しみにしてます！頑張ってください！😎❤︎ (2023年4月4日 0時) (レス) @page24 id: b4db56c3f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛 | 作成日時：2023年3月25日 15時
