ハイテンション系姉弟【ハイキュー】【日向翔陽】 (ページ3)

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『ねーねー繋心くん～、良いでしょ？ね、お願い！』

「ぜってえお前うるせえだろ」

『静かにするから～～！！』

坂ノ下商店にて烏養繋心に必死に何かを頼み込んでいる、日向翔陽の姉である日向A。

どうやら今日は仕事が休みらしく、一日暇なのだそう。

そこで坂ノ下にやって来たらしいのだが。

『翔陽がバレー練習してるとこ見たいの～～！！』

「今まで散々見てきたんじゃねえのかよ」

『それとこれとは違うじゃん！！

烏野高校でどんな仲間とどんな風に練習してるのか見たいんだよ～～！！』

「あーもうしつけえな！」

カウンターの奥に座り煙草を咥えながら新聞を読んでいる烏養に向けて、カウンターに手を付き身を乗り出しながらお願いするA。

しかし中々OKを出してくれないので、痺れを切らしたAはついに烏養の両肩を掴んで前後に揺さぶり始めた。

『お願いお願いお願い～！！！』

「だあああ、わかった、わかったからやめろ！」

『 …！！やったあ！！』

「ったく… 」

『じゃあお礼に坂ノ下でバレー部への差し入れ買ってくね♡ 』

「お、いい仕事するじゃねえか」

ウインクをしてそう告げたAは『何がいいかな～』なんて呟きながら店内を物色。

そんな能天気な彼女に、烏養は優しく笑みを零したのだった。

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