ぼくの大切な人〜大西流星〜final

〜犠牲〜１２８流星side ページ9

流星「はぁっ･･･はあっ･･･」



姉ちゃんを背負った僕は床に落ちて通りにくい
道を進んだ





A「････んっ･････りゅ･･･せ」




流星「っ･･･姉ちゃん！？」




A「りゅ･･せ･･･ｺﾞﾎｯ･････だいきっ･････」





姉ちゃんこんな時まで人の心配。




流星「重岡くんなら大丈夫！

違うところにいたらしいよ！



今廉くんと一緒におる！」







A「ｺﾞﾎｯ････そっかっ････ありがとっ･･･


ゴホッ････ゴホッ！･･･はぁっ････」






流星「姉ちゃん･･･僕の服で口抑えといてっ。」





姉ちゃんは煙を吸いすぎたのか凄く苦しそう





A「ありが･･･とっ･･･」






流星「いーえ^ ^」






ふぅっ････大分進んだかな･････




流星「よいしょっ！」



姉ちゃんを背負い直した



流星「姉ちゃんまた太ったやろ！」





A「なっ････そんなことないもんっ････」







流星「ｸｽｸｽｯ･･･もうすぐでれるからなw」






ちょっと楽しい気分になった






流星「よしっ！」





姉ちゃんをおぶることに夢中になりすぎて、



上から落ちてくる木材に気づくのが遅すぎた







流星「やばっ･･････」




なぜか僕にはそれがスローモーションにみえて







気づいたら姉ちゃんを窓の外になげてた






A「っ････りゅうせい！！」







ドーーーーンッ!!!




やっぱ痛い･････



もう息でけへんわ････





だんだん意識が薄れていった････。









流星「ねえちゃん･･･････









･





･









バイバイ。」




ここで僕の記憶は途絶えた。

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