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『起きろ、起きろ、6時やぞ！』
｢はっ！｣
�陝慍兇盖△蠅燭い�らはよ保健室出てくれ』
｢はまちゃんありがとー！バイバイ！｣
�陝悒丱ぅ丱さい�つけて帰れよー！』
昇降口まで走る。
チラッとグラウンドを覗くと整備をしている1年生達。終わったっぽいな。
校門前で待ってようと外へ行く。
｢あっつー、｣
誠『お待たせっ！』
少し息の切れた誠也
｢急がんくてよかったのに、、かえろ！｣
いつものように私の歩幅を気にして歩いてくれる誠也はなんだかんだ言って優しい。
誠『Aー、』
｢なにー？｣
誠『お祭り一緒に行く？』
ピタッと足を止める。
誠『予定入ってる？』
｢んなわけないやろ！その言葉ずっと待ってたんやけど！｣
スクバを振り回して誠也をどつく。
誠『いった！』
｢誘うん遅いわ｣
誠『ごめんごめん、』
いつもより時間があるから分かれ道で少し喋る。
｢誠也浴衣持ってる？｣
誠『ああーたぶんある』
｢浴衣着てお祭り行こ！うちも着る！｣
誠『Aの浴衣姿みたいわー笑』
｢2人で着るねんで！｣
誠『俺自分で着れへんもん無理やわ』
｢お母さんは？｣
誠『おかんたぶん人によう着せん』
｢じゃあうちが着せたるわ！｣
誠『は？』
｢うちが当日誠也ん家行って着せたる！｣
誠『私服じゃあかんかー？』
｢あかん。｣
誠『こだわりあるなー、』
｢ムードが大事！ムード！｣
誠『じゃあお願いしよっかなー、』
｢決まりな！
楽しみやわ〜｣
誠『じゃそろそろ帰ろ？じゃあな！』
｢うん！ばいばい！｣
2人は背を向けて帰った。
誠也とどっか行くなんて初めてかもしれない。
楽しみすぎる。
顔に出てなかったかな…。
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作者名：#ゆりっちゃ | 作成日時：2016年10月3日 13時
