私はリーダーの妹です！ (ページ4)

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大野智と2人目の嵐ページ4

大野「あっ！やっと来た！！」

智くんが声を上げる。

ふぅ、やっぱり智くん見ると
安心するなぁ。
家族っていう安心感がある。

相葉「え、俺のこと待ってたの？」

少し嬉しそうに相葉さんが答える。

大野「違うよ、相葉ちゃんじゃなくて
Aを待ってたの」

と、私の前まで来る。

大野「ちゃんと持ってこれた？
変な人に声かけられてない？
Aは美人なんだからメガネとか
しなきゃだめだよ、狙われちゃうよ」

A「私、子どもじゃないから！
そんなことより智くん、これリュック」

と、智くんにリュックを渡す。

大野「おぉ！ありがとう！これでやっと絵が描ける」

なるほど、絵を描く道具が入っていたのか。
、、、それ、別に急がなくてよかったんじゃ？

相葉「え！この可愛い子
リーダーの知り合いだったの？！」

そう相葉さんが言うと部屋の中から
またも聞き覚えのある声が聞こえた。

？「なになに？智くんの知り合い？
俺もみたい！！」

ととと～と駆け寄ってきたのは

嵐の櫻井翔だった。

櫻井「ホントだ！可愛い！
何？智くんの彼女？」

にっこりスマイルでこちらを見る。
わああ。
イケメンだなぁ、、、。
、、、じゃなくて！！

大野「ばーか！彼女いないし、
いたとしてもこんなところまで
連れてくるわけ無いでしょ！」

相葉「じゃあ誰？」

あ、、、。

ついに恐れていたことが。

気付いた人もいるかも知れないが
智くんは別に私を隠そうとはしていない。
むしろバレてもいいと思っているはずだ。

なぜなら、私がただの"妹"だからだ。
週刊誌に撮られても問題もない。
本当の"妹"で”家族”なのだから。

私が必死に隠しているだけで
智くんは全く気にもしていないので
隠す理由がない。
それでも今までバレなかったのは
智くんが面倒くさがり屋だからだ。

そう。

つまり。

大野「俺の妹」

相葉・櫻井「「えぇ？！！」」

こうなるのだ。

大野「どう？可愛いでしょ！」

と私の両肩を持って
自信満々に二人に私を見せる。
智くん、もうやめて、、、、。

あぁ、、、
1時間くらい前の私を殴りたい。

嵐結成10年目にして
大野 A、
嵐の過半数(3人)に私という存在を
知られてしまいました。