１人目の嵐 ページ3
A「すみません、私、
大野智の妹の大野Aと申します」
警備員「あぁ、大野くんが言ってた」
警備員「、、、たしかに黒いリュックを
持っているね、、、
じゃあこれを首から下げて、
、、、通っていいですよ 5階までどうぞ」
許可証みたいなカードを首から下げる。
、、、へぇ、至って普通の事務所だなぁ。
エレベーターに乗り、5階を押す。
閉めるボタンを押そうとした瞬間
？「待って！！俺も乗せて！！」
聞き覚えのある声が響く。
コンサートでCDでTVで
何度も何度も聞いた声。
A「あ、、、いばさん」
嵐の相葉雅紀だった。
相葉「ごめんね！ありがとう！
俺、5階に、、、って君も5階なの？
偶然だね！！！」
初対面である私でも笑顔で
話してくれる。
うわぁ、これがスーパーアイドル
相葉雅紀かぁ、、、
A「偶然ですね」
これ以上会話が
続かないようにしなきゃ。
所詮 私が一般人であることに
代わりはない。
相葉「見ない顔だね！
最近入社したの？名前は？
美人だったから最初タレントさんかと
思っちゃったよ！」
思ったよりグイグイ来る相葉さん。
おまけにお世辞まで言ってくれている。
許可証を見せる。
相葉「あ、お客様か！
すみません、なんか失礼なこと
言っちゃって」
A「いえ、気にしないでください」
ﾁｰﾝ
5階に着く。
、、、あれ、こっからどこに行けばいいんだ？
相葉「じゃあ俺、こっちなんで！」
と、相葉さんが右に曲がる。
そうだ、相葉さんに
ついていけばいいんだ。
きっと、智くんのところに
行くはず！
後ろをついていく。
相葉「あれ、こっちですか？
じゃあ途中まで一緒に行きましょうか！」
、、、気さくにもほどがある！！
いくら相葉さんと言えど
放っといてくれ！と言いそうになる。
ダメダメダメ。
相葉さんは人気アイドルで！
智くんの仲間なんだから！！
無下にはできない！
A「ありがとうございます」
精一杯の笑顔を作る。
ふふん、どう？
智くん直伝なんだから！！
相葉「笑った顔も可愛いですね！」
100点のアイドルの返しをされた。
あれ、、、なんか智くんとは
ちょっと違う感じがする、、、。
相葉「じゃあ僕、ここなんで！」
と、ガチャッと開ける。
部屋には大野智が、、、
いた！！！！！
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作者名：えり | 作成日時：2022年1月13日 12時
