�� ページ35
【mmside】
mm「・・あべちゃん、怒ってる？」
ab「怒ってない。でも・・」
みんなの前で言ったの
失敗だったかな？
mm「ごめん」
ab「・・あいつら、うるさいんだもん」
mm「え？」
ab「・・絶対にここぞとばかりにお節介焼きそうだから」
・・何となく想像付くな
ab「めめの気持ちは・・嬉しい、から、ゆっくりちゃんと考えたい」
mm「うん、ありがとう。みんなには俺から言っとくから。いっぱい考えて。あべちゃんが俺の事考えてくれてるって思うだけで嬉しい」
ab「っ、だから！そういうのもっ///」
mm「あ、あぁ、ごめん」
ab「・・うらやましいよ・・、思った事すぐ口に出来る所」
mm「そう？俺は昔からよく考えてから発言しなさいって怒られてたなぁ(笑)」
ab「・・本当、真逆・・」
mm「だから、いいんでしょ？・・って、ごめん(笑)」
ab「・・気付いたから、許す」
恥ずかしそうに微笑むあべちゃん
やっぱ、可愛いなぁ
ab「はい。これが今日の仕事ね。初めて1人の仕事で不安かもしれないけど、頑張ってね」
mm「はい、頑張ります」
今日から
俺も1人立ち
ab「何かあったら、俺かさくまに連絡してね」
mm「はい。じゃ、いってきます」
ちゃんと仕事こなして
あべちゃんにいい所見せたいな
今日も飼い犬のお世話
犬は大好きだから嬉しい
依頼主の家に着いて
インターフォンを鳴らす
・・でも、返答がなくて
書かれてる電話番号に掛けても出ない
‘ﾜﾝﾜﾝｯ.ﾜﾝﾜﾝｯ’
中から犬の鳴き声だけが聞こえた
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作者名：おまる
| 作成日時：2021年3月21日 7時
