�� ページ20
【abside】
・・はぁ
やっちゃった
さくまは何も悪くないのに
俺の勝手な嫉妬で・・
さくま、気にしてないかな・・
気にされなくても
ちょっと寂しいんだけど
って、俺って面倒臭ぇ・・
何となく
LINEで謝るのも違うかな・・
明日謝ろう
そう思って
次の日
電車に乗り込むと
ab「・・あ」
「あ・・っ」
こんなタイミングでさくまと遭遇
ab「あ、お、おはよ、さくま」
sk「おはよ、あべちゃん」
やっぱり少し元気のないさくま
俺のせいだよね？
ab「偶然だね。さくまの最寄り駅ってどこ？」
sk「あ、1個前」
ab「隣駅だったんだ」
sk「うん、そうみたい」
・・どう切り出そう
sk「ごめん！あべちゃんっ！！！」
・・っ
電車の中で
大きな声で
深々と頭を下げられた
ab「さ、さくま！ここ、電車の中だから！」
sk「で、でも！あべちゃん怒らせちゃったし！早く謝りたくて・・」
・・っ
ab「ち、違うの、さくま。あれは・・っ」
sk「あれは・・？」
ab「で、電車の中だから・・。あとで、改めて話させて？あ・・昼、とか、一緒に、食べられる？」
sk「え？あ、うん！大丈夫！」
ab「・・じゃあ、お昼に」
sk「うん！」
よかった
さくまに笑顔が戻ったみたい
iw「あ、おはよう、あべ」
もう来ていたひかる
ab「おはよう、早いね」
iw「拉致られた」
ab「え？」
iw「朝、走って来ようとしたのに、急にタクシーが止まって、そのまま乗せられた・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 553人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おまる
| 作成日時：2021年3月21日 7時
