雪だるまの小箱#6 (ページ15)

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② ページ15

【fkside】

fk「あそこ抑えとくと、何かと便利なんだよ」

そう言うと

ため息を吐きながら

デスクに向かういわもとくん

fk「じゃ、行こっか」

mm「はい」

タクシーで相手の会社に向かう

通された応接室でまってると

40代くらいの女性が入ってきた

fk「またお時間を取っていただき、ありがとうございます、飯島社長」

「こちらの方は？」

fk「新入社員のめぐろと言います。なにぶん新人なもので、飯島社長に鍛えて頂こうと思いまして」

「ヤダわ、鍛えるなんて(笑)」

fk「女性でありながら若くして会社を立ち上げここまで大きくした。社員の数もどんどん増やしてる。その手腕ぜひ、見習わせて頂きたいです」

いつものふわ～としたふっかさんと

全然違うな・・

社長って感じ・・

fk「そして、ぜひ、このめぐろに担当させてやって下さい。めぐろもここの担当になって勉強したいよな？」

mm「え？」

・・あ

mm「はい！ぜひ、担当させて下さい！社長さんとお仕事させていただきたいです！」

・

・

・

fk「いや～、さすが、イケメン(笑)あんなあっさり契約してくれると思ってなかったわぁ(笑)」

mm「よかったです」

結局、契約してくれた

fk「めめに見つめられてデレデレになってたよな？イケメン好きは本当だったんだ(笑)」

ふっかさんはかなりご機嫌で

fk「めめ、好きな物食わしてやるぞ？何がいい？」

好きな物・・

mm「何だろ・・好き嫌いは無いんですよね」

fk「じゃ、焼肉行くか！」

mm「あ、はい」

連れてきてもらったのは

テレビで良く見る超高級焼肉店だった