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潤｢男なら直接言えよな。｣
隣で潤は紙を見ながらそう言った。
A｢あの子ストレートに気持ち伝えるの苦手なタイプでしょ｣
潤｢まぁそれは否定しない｣
A｢こんな告白されたの小学生振りかも｣
潤｢ニノは純粋ってことになるのかな｣
A｢一応そういうことなの？｣
潤｢よく知らねーけど。｣
私には潤の雰囲気が変わったような気がした。
A｢もしかして、イラついてる？｣
潤｢んーちょっとムカつく｣
A｢なんでよw｣
潤｢俺なら直接言う｣
そう言って私の目を真っ直ぐ見つめた。
A｢え、なに…｣
潤｢好きだ｣
は…い？
A｢えっ…｣
潤｢俺、中学の頃から好きだった。お前のこと。｣
潤の力強い目線と言葉に意識が持っていかれそうになった。
A｢えっと…｣
潤｢俺の告白の仕方。｣
A｢……あ、そういうこと？再現したってことよね？｣
潤｢てことにしとく訳にもいかないんだな、それが。｣
え、ちょ待て。
私は自分の耳を疑った。
潤｢俺も、中学の頃からお前のことがずっと大好きだった。
もちろん、今でも｣
パニックになってるのは私だけ、、？
潤の目は変わらなかった。
潤｢俺と付き合ってくれ。｣
不思議なことに、私の心臓と頭の中が一瞬だけ止まった感覚に陥った。
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作者名：はるちゃん x他1人 | 作成日時：2017年11月4日 2時
