もう、知らない。【Satoshi】Part2 (ページ15)

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不意にポケットに入れていたスマホにメールの通知が来た。

ん？

ロック画面には“櫻井翔”の文字。

A「あ、翔ちゃんからか。」

そういやさっきメール来てたな。

あれ、返信したっけ？

翔ちゃんとのトーク画面を開いてみると、私の返信はちゃんと送られていた。

そして、翔ちゃんからは“俺も昼飯が待ってるからお勉強頑張る！”って来てた。

A「子供かよ…ｗ」

こういうところがかわいいんだなー翔ちゃんは。

だからいつも犬みたいって思う。

私の姿を見つけるとすぐA－－－！って言いながら全力疾走してこっちに向かってくる。

それがね、めっちゃ可愛いんだけど足が速すぎてすごく怖い。

はいはい分かった分かった落ち着けって。が翔ちゃんに対する私の口癖ｗ

A「ちゃんとご飯まで『待て』ね？ｗ」

そう返信しといた。

といってももう時間はお昼過ぎ。

ちゃんと『待て』できたかな櫻井わんこ。