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03 /Satoshi ページ4
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俺とAは中学校に上がってからもクラスは一緒だった。
俺がAのことを好きだっていう事を知らない人が居ないくらい知らない間に広まっててさ。
その時はクラスの人からからかわれるたびに恥ずかしくてさ、
Aに顔真っ赤って言われて…(笑)
でも、そんなことをされるうちにもっとAのことを意識しちゃうようになって。
ずっとAと一緒に居られることが嬉しくて仕方なかった。
小学生だった自分もいつしか大人へと成長していることに気付き始めていた。
ちょうどこの頃からかな。
俺の恋愛観、っていうのも変わってきたっていうか。なんていうか。
(俺、Aのことが好きなんだ。)
自分の気持ちに自信が持てたのは、確か中2の春くらいだったかな。
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作者名：はるちゃん | 作成日時：2014年12月2日 19時
