32..隆二side ページ32
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そんな嬉しそうな横顔を見て
すげー嬉しくなった。
喜んでもらえたんだなってホッとして。
俺はソファに腰を下ろした。
「これ可愛いです！！」
オレンジ色の縞模様の奴を指差してる。
あー何だっけ……
ディズニー映画の……
隆『二モ？』
「そうです！クマノミ！！」
隆『Aちゃんそろそろ…座らない？笑』
熱帯魚に夢中になってるAちゃんに
そう促した。
「失礼…します」
そう言ってソファの遠い端に座るAちゃん。
もっとこっちと手招きすると、
控えめに少しだけ位置をずらした。
隆『何飲みます？俺車なんでウーロン茶にします。』
「えっと、お、オレンジジュースでお願いします。」
俺に気を使って合わせたんだろうと思って。
隆『Aちゃん飲んで大丈夫っすよ！』
「あ、いや、私、…多分お酒弱いんです」
と申し訳なさそうに告げてきた。
それなら無理して飲んでもあれか…
隆『じゃあ好きな食べ物じゃんじゃん頼んで下さい』
そう言ってメニューを手渡すと
ペラペラと捲ってAちゃんが固まった。
「私、持ち合わせがそんなに……」
値段を見たんだろう。
メニューから視線を外せないまま驚いている様子。
隆『いやいや当然奢りです！笑 お礼したかったし』
「お礼なら既にたくさん貰って……あっ！！」
すると小さな声で。
そもそもお財布持ってきてなかったです…と。
急遽俺の部屋に入ってもらう事になって
そのままここへ来た。というか俺が無理矢理連れてきた。
俺が帰りたくない…なんて言って。
あの時。
本当は…
………まだ帰したくないって。
そう言いたかった。
でもどんな顔をされるか、怖くて。
まじで女々しい奴。
隆『全然気にしないで！俺が無理に連れてきたんで！』
本当に急だったから携帯すら持ってないのも
実は…気付いてた。
「それに場違いな格好でごめんなさい。パジャマみたいだし……」
隆『全然！可愛いですよ！！』
「…………え、あ」
ぽっと顔を赤らめて
押し黙ってしまってしまった。
洋服の裾なんか握りしめて…照れてる。
その反応が…すげー可愛い…
隆『と、とりあえず！何か適当に頼んじゃいます！』
飲み物がきてから小さく乾杯して。
食べ物が来るまでの時間。
Aちゃんに質問攻めする俺がいた。
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sana(プロフ) - SAYAKAさん» どうも有り難うございますっ(*ﾉｪﾉ)！！ (2016年1月19日 15時) (
レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
SAYAKA - 良かったです (2016年1月19日 15時) (レス) id: d7ea995e76 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - ユキさん» 有難うございますっ(*´ｪ`*)！！永く永く奥底に沈めていた記憶。隆二くんの優しさに包まれ涙がぽろぽろと…(;_;)ﾒﾛﾒﾛ嬉しいですー！！熱優男隆二くんにこれからも翻弄されちゃって下さい(*ﾉｪﾉ)♪ (2016年1月11日 12時) (レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 隆二と主人公の場面の泣いちゃうトコロ感動しました^o^☆★隆二がやさしすぎてメロメロですよ〜(^○^)☆ (2016年1月11日 11時) (レス) id: 2f43933571 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - きゃなさん» わぁーｺﾒﾝﾄ有り難うございますっ(*^^*)最後まで読んで下さって感謝です！！隆二さん‘ならこう言うかな？と考えながら書いてるのでその言葉染みました(*ﾟ0ﾟ*)同じく隆二さんの優しさにときめいてます！笑 (2015年8月28日 19時) (レス) id: f6de7066af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana | 作成日時：2015年8月7日 0時
