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今市さんとの電話を終えた私は。
やっぱり悪い人ではなかったんだと実感した。
むしろ凄い優しくて良い人そう。
今市さんが隣人さんで良かったなんて思ったり。
そしてふと。
持ったままの画面で時間を確認する。
…………もうお昼過ぎてる。
どれだけ疲れていたんだろ。
昨日は色々あったからしょうがない…か。
やっぱり身体はまだだるくって。
そのままごろんと横になる。
化粧も服も昨日のまま。
まずはお風呂に入って、
早く部屋の片付けしなくちゃ…
なんて考えていたら。
うかつにもまた眠ってしまった。
寝ぼけ眼で
近くにあった携帯の画面をつけると。
数十分位しか経ってないよう感じが
していたのに。
「う、うそ！」
PM16：30。
慌てて飛び起きた。
そのまま急いで洗面台に向かうと
鏡に映ったのはボッロボロな顔。
化粧も落とさず寝て更に
また二度寝してしまって
もう見るに絶えない……！
女子失格の烙印を自ら押す。
はぁ……と溜め息をひとつついて。
メイク落としを手に取り
ごしごしと顔を洗って。
ばっと潔く服を脱いだ。
熱い温度のシャワーが
時折鈍い痛みを感じさせて。
真上から脚に視線を移すと、
両膝が赤みを帯びていて
所々紫色に変色してる。
そこは少し熱を持ち、腫れあがっていて。
あの時の跡だ…
しばらく膝は出せないななんて思いながら
そこを避けるように身体を洗った。
バスタオルを身に纏い、
フェイスタオルでポタポタと垂れる
髪の水気を軽く拭く。
そして冷蔵庫からミネラルウォーターを
取り出し乾ききった喉を潤す。
〜♪〜♪〜♪〜
静まりかえったリビングの中で鳴り響いたのは
聞き慣れない着信音。
SMS受信
今市さんと表示。
[ お待たせしてすいません。
今から帰宅します。
途中少し買い物も済ませるので
2、30分後位には着けると思います！ ]
軽く化粧でもした方が良いのかなと
思っていたのに。
そんな考えは
遥か彼方へすっ飛んでいった。
「とりあえず髪乾かさなきゃ！！」
焦てふためいた私は
持っていた携帯を
まさかの自分の足の指の上へ落下。
「ぅあ″っっぐ！」
自分の口から聞いたことのないような声
が飛び出した。
しゃがみこんで必死に痛みに悶え、
両手で足の指を押さえると。
ぎゅっと瞑った瞳に
軽く涙が滲んだ。
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sana(プロフ) - SAYAKAさん» どうも有り難うございますっ(*ﾉｪﾉ)！！ (2016年1月19日 15時) (
レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
SAYAKA - 良かったです (2016年1月19日 15時) (レス) id: d7ea995e76 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - ユキさん» 有難うございますっ(*´ｪ`*)！！永く永く奥底に沈めていた記憶。隆二くんの優しさに包まれ涙がぽろぽろと…(;_;)ﾒﾛﾒﾛ嬉しいですー！！熱優男隆二くんにこれからも翻弄されちゃって下さい(*ﾉｪﾉ)♪ (2016年1月11日 12時) (レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 隆二と主人公の場面の泣いちゃうトコロ感動しました^o^☆★隆二がやさしすぎてメロメロですよ〜(^○^)☆ (2016年1月11日 11時) (レス) id: 2f43933571 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - きゃなさん» わぁーｺﾒﾝﾄ有り難うございますっ(*^^*)最後まで読んで下さって感謝です！！隆二さん‘ならこう言うかな？と考えながら書いてるのでその言葉染みました(*ﾟ0ﾟ*)同じく隆二さんの優しさにときめいてます！笑 (2015年8月28日 19時) (レス) id: f6de7066af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana | 作成日時：2015年8月7日 0時
