暗闇から救ってくれたのは･･･【志麻】 (ページ14)

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何時？ページ14

空、宙side

今何時だろう？結構ずっといるよね･･･しーちゃんに聞いてみよ！

『しーちゃん！今何時？』

Sea「今は･･･え！？もう11時半！？」

車で帰るには、もう遅い。

『帰りは？しーちゃん？』

Sea「大丈夫！ホテルに泊まるよ！お泊まりバック準備してあるよ！」

『あれ？いつの間に？』

ホテル取ってくれたんか。すると、志麻くんの声が聞こえた。

志麻「どーせ、明日も一緒やろ？俺ん家に泊まれば良かったのに！」

『え！？！？明日も一緒なの？』

坂田「あれ？知らんかった空ちゃん？」

Sea「あ、そういえばいうの忘れてた。」

なんで言わなかったんだーーー！だったら、もっとオシャレしてくるはずだったのにー！

『なんで言わなかったんだよ！しーちゃんー！』

Sea「さ、サプライズ？？」

うらたぬき「なんで疑問形www」

まあ、いっか。明日も一緒か･･･嬉しいな･･･

センラ「でも、まーしーの家に泊まると、何仕出かすか分からないからな･･･」

うらたぬき「そうだな･･･まーしーなんかやりそうだしな･･･」

志麻「やらへんわ！！！やかましい！！」

志麻くん？？？仕出かす？？やらかす？？やかましい？？

Sea「じゃあ、ここでお開きにするか！｣

坂田「そうやね！」

お開きにして、明日また会う約束をした。

しーちゃんはゴソゴソ何かやっている。カバンからなにか出してるのかな？

『お財布？』

Sea「そうだよ！ちゃんと払うね！」

『よろしく！！』

「待ってや！！！」と志麻くんの声が聞こえた。

志麻「いいよ！俺が誘ったんやし！Seaちゃんと空ちゃんの分払っとくよ！」

『で、でも･･･』

Sea「大丈夫だよ」

すると、うらたさんが、

うらたぬき「そういう時は、お願いしますでいいんだよ！Seaちゃん。｣

坂田「そやでー！まーしーあんま奢らんもん。俺らにすら。」

センラ「そうや！」

しーちゃんは、ため息をつき、諦めたように「じゃあ、お願いする！ありがと！」って言った。
えっ？？？いいの？？しーちゃん？？しーちゃんが言うのなら、私も･･･

『じゃあ、志麻くんお願いします！ありがとう！』

志麻「おう！任せとけ！」

と返ってきた。なんだか、声が弾んでいた。
見えないけれど、笑っているんだとわかった。そう思うと私まで嬉しくなる。

センラ「まーしー俺らにも奢って。」

うらたぬき「奢ってくれー」

坂田「奢って！」

志麻「嫌や。特に坂田。」

坂田「なんでなん。」