暗闇から救ってくれたのは･･･【志麻】 (ページ13)

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触っていい？ページ13

みんなで楽しくワイワイしてたとこやった。

『ねーねー！志麻くん！！』

空ちゃんが俺のことを呼んでくれた。なんだろうと思って声をかける。

志麻「なーに？空ちゃん？？」

すると、空ちゃんは思わぬことを言った。

『顔･･･触っていい･･･？』

志麻「え？え？」

付け足したように、Seaちゃんが言った。

Sea「空は、目が見えないけど、手で触ってどんな顔か当てられるんだよ！しかも、100%！」

何それ。すご！顔占い師みたいやな･･･！(？)

坂田「俺もやって欲しー！！」

センラ「俺も！俺も！」

『分かりました！全員触りますね！じゃあ、志麻くんから！』

最初が俺でびっくりした。

志麻「お、俺！？分かったわ！お願い！」

空ちゃんは、「はーい！」と言って顔に触れてきた。輪郭、顎、唇、鼻、瞼、眉毛、髪の毛･･･。
すると、俺の目の下にあるもの触ってきた。

『これはなんだろう？』

首を傾げて、言ってくる。俺は、茶化すように言った。

志麻「チョコチップだよwww」

空ちゃんの反応が見たかった。Seaちゃんは、静かに笑ってたけどなwww

『え！？チョコチップ！？』

志麻「wwwwwwwwwwww」

意外にもオーバーリアクションで笑ってしまったwww

センラ「ちゃうよ！空ちゃん！ホクロやで！www」

『だよね！びっくりしたー！』

驚いたいていた。可愛いなwww

俺の顔を触りながら言った。

『イケメンですね！涙袋がふっくらしてて、眉毛キリってしてる！』( ˙꒳˙ )ｷﾘｯ

坂田「確かにまーしーイケメンやもんな！」

うらたぬき「イケメン志麻！」

志麻「ありがと///」

『でも、チョコチップあるのは知りませんでしたwww』

志麻「wwwwwwwww」

空ちゃんは、楽しそうに話しかけてくる。

『次はさかたん！』

坂田「俺かー！」

坂田の顔を触る。

『目が大きいんだね！次、センラさん！』

センラ「俺や。」

センラの顔を触る。

『唇がふっくらしてますね！次、うらたさん！』

うらたぬき「俺だー！」

うらたさんの顔を触る。

『目がキリってしてて、肌が綺麗！』

空ちゃんと他の3人が仲良く話しているとモヤモヤがする。
そんな3人の邪魔をしたくて、俺は、

志麻「やっぱり、俺が1番やな！な、空ちゃん！」

って言った。

『あ、あ！はい！』

と焦ったように言った。

センラ「明らかに、言わせた感あるなー」

うらたぬき「それな。」

坂田「わかる。」