最強との一夜【五条悟】

41 恋愛 ページ41

・※大人な表現があります。ご了承ください。




『え、だれ…』



こんな泣き顔誰にも見せたくないのに

渋々玄関へ向かう



『えっと、どちら様で…』


ドアを開けるとそこには悟がいた



『悟…っ？』


「A」


『仕事じゃなかったの…？』



1ヶ月ぶりの悟に困惑する

なんで悟が？



もう会えないかと思った




感情が溢れ出して思わず悟に抱きつく





「ごめん」





そう言うと悟は私にキスをした





『悟？どうした…』




の。と聞こうとした。だって悟がいつもの悟じゃないから





「ん、許してA」





何がどうなっているか分からず、悟に手を引かれ

私がいつも寝ているベットに押し倒される



『…さとるっ』



「Aごめん」



さっきから謝ってばっかの悟。

なにかいけないことをしてるみたいで心臓がうるさい




『悟…会いたかったよ』




私は悟の頬に手を寄せ、冷たい顔の体温を感じる。




「うん、僕も」




私の手に悟の手が重なり、ベットに絡められる




『…っ』




服を脱がされ、優しいキスを繰り返す





さっきまでの虚しい気持ちが無くなり

幸福感が舞い降りる




「ごめんね」




それでも謝りながら行為をする悟に疑問をもつ

消えてしまいそうな…そんな感じ




ああ、言わないと。今


今言わないと絶対後悔する




『悟…』


「ん…？」


『好き』


「…」




言えた。やっと




「僕は愛してるよ」




思いもしない言葉に涙が止まらない




「でもごめんね」




涙のせいで聞こえなかった…悟の最後の言葉



あれから、行為が終わるまで繰り返すように

自分自身に刻み込むように


悟に" 好き "と伝えた



伝わったかな




行為が終わり、眠気がピークに差し掛かる


まだ寝たくない


悟と一緒にいたい




「A＿＿おやすみ」




悟はそう言うと、私の頬を撫でる

どんどん視界が暗くなり


意識が吸い取られていった





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