最強との一夜【五条悟】

5 運命の巡り合わせ ページ5

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いや、なぜ…


「やあ、また会ったね」


1度寝た相手とは会わない暗幕のルールとかでは無いのか？会ってもスルーするのが当たり前でしょ


『お、お久しぶりです』

「変わってないね〜」


あの夜から約１ヶ月くらいたった今日
大学帰りに散歩しようと思い、遠回りで家に帰る途中。
悟が全身黒い服で目の前に現れた


『その服って喪服？』


思わず聞いてしまった


「いやいや、どう見ても教師の服装でしょ」

『は？教師？』

「あれ言ってなかったっけ、僕教師」


聞いてない聞いてない、え教師と寝たの私…
てか、こんなイケメンが教師って恵まれてますねその学校


『高校教師とか？』

「せいかーい！まあ宗教系の学校であんまり生徒いないんだけどね」


本当に教えているんだなこの人


「あ、今失礼なこと考えたでしょー」

『いえまったく』

「バレバレなんだけどー。じゃあさ連絡先教えてよ」


なぜそうなるんだ、イケメンよ。
もう会わないはずだろ、今日はたまたまなはずだろ！
まあ、いいけどさイケメンだし


『うん、いいですけど』

「ふふふ、じゃあ敬語も禁止ね」

『…は？』

「いいじゃんいいじゃん！」


駄々をこね始めたぞこのイケメン。教師だろあんた！仕方ない…


『分かった…』

「よし、えらいえらい」


何故か褒められた、頭撫でられた。


それからというもの連絡を頻繁にはしないがたまに、そう極たまに連絡を取り合うようになった。


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