最強との一夜【五条悟】

38 狂愛 ページ38

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「早く死んでくれない？？」



僕は度々"主"がいる森へ勤しんでいた

通い始めて2ヶ月





まあまあの威力で攻撃してるので

もうすぐ死にそう

こいつはたぶん神や仏の部類だろう

僕が攻撃してもあっちからは攻撃してこない

ただ死ぬのを待ってるみたいな、そんな感じ




もう12月か…



クリスマスが待ってるな〜

Aに渡すプレゼント何にしようかな〜

その日は仕事休んで1日一緒にいるからな〜



そんなことを考えていると

その"主"はだんだん呪力を失っていく


もうすぐこいつ死ぬわ




と、その時だった





【…五条よ、我を死に追い詰めたこと後悔させてやる。】


「はっ、知るか」


【あの娘の呪いはもうすぐ消えるであろう。しかし、我の呪力である種の痕跡が残っておる。

…

ゆえに、娘が呪霊や呪いを操る力を持っている者に近づくとまた、我の力が発するであろうぞ】



「…っ」





最悪だ





さっきまで浮かれていた僕にビンタしたい

こいつはまるで僕がAのそばにいることを否定しているかのようで






【我はただ…あの娘の祖先である呪いをかけた娘と一緒に暮らしたかっただけなのだ】


「自分勝手すぎない？」


【誰も寄せつけず我の"モノ"にしたかった。ただそれだけだ】


「…はぁ」


【五条よ、我と同じ境遇にしてやろう。あの娘には近づけないように】





だめだこのままAは僕といるとまたこいつの呪力のせいで色んな呪霊に呪われ取り憑かれてしまう







そばにいてはいけない運命だったみたいだね








ごめんA










僕が僕で生まれてきたばかりに






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