頑張る君へ(NCT) ページ11
-TY(NCTテヨン)
事務所内の一角。
ここ2ヶ月、もうずっと人の気配が途切れない練習室。
中で頑張るあの子たちに少しでも元気なってほしくて、ユウタと共にドリンクの差し入れに向かった。
TY「生きてるかな？」
YT(ﾕｳﾀ)「さぁ、死んどんちゃう？」
ユウタの言葉に、冗談とは分かりながらも 本当に死んでいるような気がしてうまく笑えない。
だってこの2ヶ月。
あの子たちの頑張り様は、見ている方としてはあまりにも辛かった。
代わってあげたいけれど、代わりたくない。
自分たちが果たしてアレをできるのかと言われれば、自信を持ってNOだと言える。
アレはもう、自ら心体を壊しに行くようなもの。
きっと、心も体も極限状態だった。
5分ほど歩くと、扉が熱気で曇った練習室についた。
中の様子は見えないが、音楽が止まっているのできっと休憩中だろう。
ユウタが扉を開けて中に入る。
YT「お疲れー、生きてるー？」
TY「お疲れー…」
中の様子は、相変わらずだった。
メンバー全員、それぞれが離れて部屋に散っている。
仲が悪いわけではないけれど、EXO先輩たちのようにいつもメンバーと一緒にいるタイプの人たちではない。
ユウタと、買ってきたドリンクたちをメンバーに配る。
それぞれの好みは知っているつもりだ。
TY「ソハ、ポカリ買ってきたから飲みな。すっごい汗かいてるよ」
まずはソハ。
他のメンバーが壁にくっついてる中、この子だけは床に溶けていた。
女優をしているときの凛々しい表情からは考えられないほどの顔。
完全に魂が何処かに行っている。
キンキンに冷えたポカリを首元に当てると、冷たさに驚いたのか生気が戻ってきた。
SH「…びっくりしたぁ」
TY「お疲れ。大丈夫？」
SH「んー、そろそろヤバい気もするけど、やらなきゃヤバいんです…」
メンバーの中で1番最後にダンスを始めたソハ。
他のメンバーでさえへばってしまっている中、この子がへばらないわけがなかった。
TY「明後日からカムバでしょ？無理しすぎないようにね」
言っても結局無理はしてしまうだろうけど、少しでも休んでほしいと思って伝える。
ありがとうございます、と力なく笑ったソハを見届けて次のところへ向かう。
Aは既にユウタが行っているから…そうだな、ジニかな。
TY「ジニ〜、ケンチャナ？」
JN「ネー」
良かった。
こちらは返事をするくらいの余力はあるみたい。
大丈夫そうには全く見えないけれど。
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揚羽(プロフ) - wakaさん» 神様でしょうか…？来年、気持ちよく更新できるように頑張らせていただきます！どうか今後もよろしくお願いします^^ (5月1日 14時) (
レス) id: dc7b6890ce (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - yuyu83701920088さん» ありがとうございます！受験が終了したらたっぷりと更新させていただきます笑 どうか今後もよろしくお願いします^^ (5月1日 14時) (レス) id: dc7b6890ce (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 全力で謝らなくていいのよーー。第一希望に合格できるよう、受験勉強頑張って！！ (1月15日 10時) (レス) @page21 id: cdbb1440fc (このIDを非表示/違反報告)
yuyu83701920088(プロフ) - 受験勉強お疲れ様です♪更新はいつになっても大丈夫ですのでお身体に気をつけてお過ごしください！応援しています！ (1月14日 22時) (レス) @page21 id: 2a17a2bb09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：揚羽 | 作成日時：2023年8月5日 14時
