始まり ページ1
"本日未明、三幡山の中腹辺りで────"
"約１７年前に空き家となった家で────･･･"
"廃棄された集積場で･･････"
"────死体が発見されました"
『''柱の喪失''により、近頃はこういった輩が増えてきていますが･･･』
『メッセージ性がありますねぇ。証拠を隠滅しようとするのではなく、我々に見せつけようとしています･･････』
『これらの事件の共通点は被害者が指定敵団体に属する、もしくはヒーローという点ですが･･･』
『この"名無しの殺戮者"は･･････』
────────
────
────･･･９月
冷気にあてられた満月が、鬱蒼とした山林を照らしていた
生い茂った草木の中、足音もなく徘徊する１つの影
黒いフードに、道化師の仮面を被った
ゆったりとした足取りの
「･･････────、」
しかし、その足は突如止まった
･･････瞬間、
腰から引き抜いたナイフを振り向きざま、ある一点に投げ、木に刺さって止まった。
少量の血が、その軌道を描くように草花を紅く染めた
「･･････誰だ」
「その声、変声機か」
意外と慎重派か？と言いながら、その男は木陰から出てきた
「お前が
その男は、怪しげに口元を歪める
「俺は荼毘。お前と話がしたい」
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11才のバカ - オール・フォー・ワンの結末マジ気になるんだけどこれから更新されるかな…？ (2023年5月8日 22時) (
レス) @page21 id: 470dc29d1f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - えっ､､めっちゃ続きが気になります､､!更新頑張ってください！！！！ (2022年11月5日 21時) (レス) @page1 id: 6b74fe665f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2022年2月19日 14時
