第六十一話 眠い ページ15
〜莉犬サイド
さとみ君が髪を乾かしてる間に、俺はリビングに戻った。
あぁ、眠い。
さっきの風呂場で白いのを出してしまった時の賢者 モードが俺を襲う。
寝たい…て、あれ?
俺そういえば、どこで寝るか決めてなかった!
うわ〜、どうしよ。
さとみ君は乾かしてる途中だし、邪魔したら悪いかな?
ソファーに座る。なんかうとうとしてきた…でもここじゃだめでしょ…あぁ、おやしゅみ…
…。
ぺろっ。ぺろぺろ。
…んえっ?///
耳に柔らかいものを感じて跳び起きた。
莉犬「えっ!?ここどこ!?俺、さとみ君の家のソファで寝落ちしちゃってたはず…」
俺はベッドに横になっていたのだ。移動した覚えなんてない。
さとみ「あ、やっと気づいた。おはよ。」
振り向くと、さとみ君がニヤリと笑っている。その右手にはスマホ。
さとみ「俺が戻ってきたときに、なぜかソファーで寝てたから連れてきちゃった。莉犬、なんで俺の部屋に来てくれなかったの?一緒に寝ようとしてたのにさ」
ちょっと不機嫌なさとみ君…かわいいw本当に申し訳ないなぁ。
莉犬「さとみ君ゴメンね、一緒に寝たら窮屈に思われちゃうかなぁって思って…」
すると、さとみ君に顎をクイっと持ち上げられる。
さとみ「そんな事思わねえよ。むしろ、密着できて、その…嬉しいって思うから。」
頬を微かに赤くするさとみ君。て、照れてる!?
さとみ「後さ、ソファーで寝てるなんて思わなかったからソファーで寝てる莉犬見つけた時、ドキッとしたよ。こんなにも可愛いのに、無防備で寝てるなんて。思わず襲っちゃうところだったよ?」
莉犬「ご、ごめん…」
さとみ「まぁ、一緒に寝よって誘わなかった俺が悪いんだけどね、こうしてベッドに運んだんだけどさぁ…莉犬疲れてたんだね、もうこんな時間だよ。」
莉犬「えっえ、今何時なの!?」
さとみ君がベッドを離れて部屋のカーテンをシャッと開けた。
部屋に眩しい白い日の光が射す。壁掛けの時計の針は、朝9時をちょっと過ぎたところを刺していた。…あぁマジか。
莉犬「寝落ちしちゃってた!?あぁ…ごめんさとみ君…」
さとみ「あ〜、まぁまぁまぁ。いいって。莉犬の事昨日攻めすぎちゃったし。」
莉犬「でもごめん、本当に!さとみ君の事我慢させちゃって…」
さとみ「じゃあさ、今日の夜は絶対しよ?絶対忘れられない夜にしてあげる。」
そういうと、さとみ君は俺にキスをして部屋を出た。
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いおにーや 。(プロフ) - そうさん» 我『ワクワクワクワk(((終わり』『え…?』 (8月21日 0時) (レス) @page21 id: a32f845e99 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - お、おわり?! (2022年1月10日 9時) (レス) @page21 id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - ひなちゃんさん» 嬉しい照れる///リクエストありがとうございます!なるべく早く描けるように頑張ります! (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - 名無しさん» えっ本当ですか!?ありがとうございます!やる気出ましたw (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
ひなちゃん - 好きです(唐突)あのー、リクいいですか?さとりーぬで「寝込みを襲う(キス)」でお願いしたいです!!書けたらでいいのでよろしくお願いします! (2020年8月28日 22時) (レス) id: 21ddb02b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌月姫(もえつき)@受験生なう | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年5月3日 18時