不安（ルフィ） リクエスト・smileさん ページ43
貴「…。」
ル「ナミー！ログポース見せてくれよー！」
ナ「ダーメ‼︎あんたに見せたら、進路が危険になるでしょうが‼︎」
ルフィがナミに抱きついている。
その行動に想像しているような意味はないと、わかっている。
だけど、ついつい邪推してしまうんだ。
ナミの方が大事なのかな？
私のこと、飽きちゃったのかな？
彼女…なんて思ってないのかな。
『そんなことない』と適当な理由をつけて、自分で自分を納得させる毎日。
貴「…。」
2人に背を向けて船室に入った。
ゾ「…A？」
たまたまゾロが一人で座っていた。
ゾロを見た途端、ポロポロと涙が溢れ出した。
ゾ「⁉︎」
貴「うぇぇぇぇ‼︎」
ゾロにすがるように抱きつく。
ゾ「お、おい‼︎どうした⁉︎」
貴「うわぁぁぁぁん‼︎」
ゾ「…ルフィに抱き着きゃいいだろうが。こういう時の彼氏だろ。」
ゾロの言葉にぐっと唇を噛みしめる。
ゾ「…？どうかしたのか。」
貴「…ルフィは…もう私の事彼女だなんて思ってないよ。」
嗚咽しながら小さく呟く。
ゾ「なんでそんなこと思うんだ。」
貴「…ルフィは…私よりナミ達の方が…！」
ゾ「そうか。」
それだけ言うと、ゾロが突然私の手を掴んだ。
ゾ「それなら試してみるか、A。」
貴「え？」
ゾロが私を引きずるようにして甲板に出た。
ゾロは何食わぬ顔でそのまま甲板にドカッと座った。
ゾ「膝枕、してやる。疲れてんだろ。」
そう言ってポンポンと膝を叩くゾロ。
貴「え？」
ル「あ、ゾロ‼︎何してんだ‼︎!」
ルフィがこっちに来た。
ル「Aはおれのだから、おれがやる！」
ゾ「…だとよ、A。」
ゾロが立ち上がりルフィに何か囁いた。
ルフィが小さく頷くと、私を見た。
ル「…ごめん。」
貴「…！」
ルフィが私を抱きしめた。
ナミ達とはどこか違う抱きしめ方だった。
ル「おれ、Aに嫌な思いさせてたんだな。」
ルフィが更に強く抱きしめた。
ル「気付いてやれなくてごめん。」
貴「…ばか。」
ル「おう。」
貴「…ばかルフィ。」
ル「おう。」
貴「不安に…させないでよ…」
止まった涙がまた溢れる。
ル「…うん。」
ルフィが私の涙を拭い、ニカッと笑った。
ーもう、絶対に不安にさせねェから
ー約束だ
この温かさを（ロー） リクエスト・46猫さん→←側に居て（サボ） リクエスト・ガナッシュさん
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カノン(プロフ) - りとさん» ありがとうございます！お願いします！ (2015年4月24日 18時) (
レス) id: a1e2e6e512 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - スペードさん» 感想ありがとうございました！ジンベエ楽しかったです！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - モンブランさん» いえいえ、どういたしまして！楽しかったです！！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - カノンさん» お久しぶりです！リクエスト了解しました！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - ガナッシュさん» リクエスト了解しました！早く書き上げますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2014年12月16日 23時
