名物コック（サンジ） リクエスト・スペードさん ページ40
貴「いらっしゃいませ！ようこそ、海上レストラン・バラティエへ‼︎」
一人のスーツ姿の女が頭を下げる。
可憐な容姿と、丁寧な接客、バラティエの店主・ゼフの孫であるAはこの店の名物コックの一人である。
しかし、その人気の要因はもう一つある。
「よぉ、俺たちゃ海賊だ。」
貴「はぁ…それで、その海賊さんがどのようなご用ですか？」
「ここのレストランの食料を全てよこせ。」
彼女に海賊の銃が突きつけられた。
「今すぐにだ。」
貴「…あぁ？」
それまでニコニコと笑っていたAの顔が豹変する。
貴「おい、野郎ども‼︎この海賊がふざけたことをほざいてやがるぜ？」
彼女の人気のもう一つの理由…
貴「どうするよ？」
「やっちまうしかねェだろ？」
貴「そういうわけだ。…てめェら、覚悟しとけよ？」
彼女がニヤリと笑った。
「おい、お嬢ちゃん！俺たちをなめてもらっちゃこま…ガフゥッ‼︎」
海賊の一人に彼女の蹴りが決まった。
女とは思えぬほどの威力とスピード。
貴「ウチの店に手を出そうとしたことを、一生後悔するんだな！クソ海賊どもが‼︎」
そう、これが彼女の人気のもう一つの理由。
可憐な容姿と、言葉遣い ・男顔負けの圧倒的な足技とのギャップである。
しかし、戦っている時の姿は美しく、その姿を見たいがためにバラティエに通う客も多い。
サ「…オイオイ、また随分派手にやったなァ。」
厨房から出てきたサンジが声をかける。
貴「あ、サンジ。」
Aが倒れた海賊を踏み越えて、サンジに歩み寄る。
サ「お前なァ…戦闘は避けろとあれほど言っただろが。」
貴「うっせ！私は女である以前に、この店のコックなんだ‼︎店に害する奴らを殺って何が悪い‼︎」
サ「…。」
怒ったように頬を膨らます彼女の頬をサンジが触れた。
貴「…っ‼︎」
サ「お前、顔に怪我してんじゃねェか…せっかく綺麗な顔を自分で台無しにしてんじゃねェよ。」
貴「な…そ、そういう扱いは止めろってんだろ⁉︎女だからって馬鹿にすんな‼︎」
サンジが優しくAに微笑みかけた。
サ「別にAを女だからって馬鹿にしてるわけじゃねェさ…」
そう言うと、サンジが頬の傷にキスをした。
ーお前が好きだから心配してるだけだ
いつかまた（フカボシ） リクエスト・モンブランさん→←一緒に（白ひげ海賊団・サッチ寄り） リクエスト・らくがきみんと★さん
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カノン(プロフ) - りとさん» ありがとうございます！お願いします！ (2015年4月24日 18時) (
レス) id: a1e2e6e512 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - スペードさん» 感想ありがとうございました！ジンベエ楽しかったです！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - モンブランさん» いえいえ、どういたしまして！楽しかったです！！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - カノンさん» お久しぶりです！リクエスト了解しました！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - ガナッシュさん» リクエスト了解しました！早く書き上げますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2014年12月16日 23時
