理由（ゾロ) リクエスト･ねむりひめちゃん ページ36
俺は一人の女と刀を交えていた。
貴「…！」
俺の刀が奴の首筋を狙う。
しかし、すぐに対応された。
ゾ「チィｯ！」
舌打ちすると、また奴の急所を狙う。
貴「…。」
また弾かれる。
それを繰り返し続けて、すでに数時間たった。
やっぱり…強ェ。
鷹の目が強いと言うだけあるって訳か。
貴「ゾロ、もう終わりましょう。」
ゾ「…！」
貴「これ以上やれば、体に毒です。」
ゾ「…うっせェ！俺は強くならなきゃいけねェんだ!!」
貴「焦る気持ちはわかります。ですが…」
ゾ「行くぞ！」
また剣を構えた。
俺は強くならなきゃいけねェんだ。
俺はあいつらを守ってやれなかった。
俺は…！
ゾ「オォォォ!!!!」
雄叫びをあげ、Aに剣をふった。
貴「…ゾロ。」
ゾ「！」
腕を固められていた。
ピクリとも動かせない。
貴「もうやめなさい。貴方の体に毒だということがまだわかりませんか？」
ゾ「っ！うるせェ！」
暴れるが、やはり動かせない。
貴「貴方はまだ傷が治りきってない。」
Aが厳しい声で行った。
貴「…貴方が心配なのです、ゾロ。」
ゾ「…っ！」
ゆっくりと刀を降ろす。
少しAが微笑んだ。
ゾ「…なぁ。」
貴「？」
ゾ「何で俺を心配すんだ。お前はただ鷹の目に俺の相手をしろと言われただけだろ。」
貴「…さぁ？私にもはっきりとはわからないです。」
ゾ「…はぁ！？」
まさかそんな答えが返ってくるとは思っていなかった。
いったい何を考えてんだ、この女は？
貴「…答えがほしいですか？」
心のなかを見透かされたような一言に、一瞬ドキッとする。
貴「図星…ですね？」
クスクスとAが笑った。
ゾ「バカにしてんのか、てめェは!!」
貴「あら、そんなつもりはないですよ。」
そう言うと、少し考え込むような表情をしたあと、俺を見てにっこりと笑った。
貴「貴方を止めた理由…」
ゾ「…？」
ー貴方が好きだから…で構いませんか？
アネモネ（ロー） リクエスト・46猫さん→←身分違い（フカボシ） リクエスト・モンブランさん
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カノン(プロフ) - りとさん» ありがとうございます！お願いします！ (2015年4月24日 18時) (
レス) id: a1e2e6e512 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - スペードさん» 感想ありがとうございました！ジンベエ楽しかったです！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - モンブランさん» いえいえ、どういたしまして！楽しかったです！！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - カノンさん» お久しぶりです！リクエスト了解しました！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - ガナッシュさん» リクエスト了解しました！早く書き上げますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2014年12月16日 23時
