もう一度(サボ) リクエスト・歴女ちゃん ページ4
俺が革命軍に入って少し経った頃。
俺はとある任務を任された。
それはとある貴族の娘の監視。
その娘の名は、A。
「外面は女としても無類の美しさをもちながら、内面は男顔負けの果敢さがあるらしい。」
サ「ふーん、そうか。」
美しさはあり得るかもしれないが、貴族の娘に果敢さなんてあるわけない。
サ「まあ、たかが貴族だしな。」
俺が出しぬかれるわけないだろう。
そう思っていた。
〜A宅〜
サ「ヘェ…ここが。」
さすが世界的にも有名な名家だ。
感心していると、突然ドアが開いた。
サ「‼︎」
綺麗な艶のある髪。
華奢な手足。
美しく澄んだ目。
サ「…これがA。」
美しい。
その女性を一言で言えばそうなるだろう。
貴「きゃ！」
彼女がすごい勢いで転んだ。
サ「あ、大丈夫ですか。」
貴「は…あ、ありがとうございます。」
スッと立ち上がるA。
女性にしては低めの声だ。
貴「あの…私が此処から出た事はどうか家の者には言わないでいただけませんか。」
サ「え？」
それが彼女との出会いだった。
〜数日後〜
彼女の監視を始めてから少し経った。
変装して彼女を尾行するのも慣れてきた。
そんなある日だった。
いつも通り、彼女の家を監視していた。
「…こんばんは、革命軍さん。」
サ「⁉︎」
突然声をかけられたのと、革命軍と見破られたことに驚く。
「…御機嫌よう。」
その声はどこかで聞いたような気がした。
サ「…！」
小さな紙が手の中から現れる。
慌てて後ろを振り向く。
もう誰もいない。
紙切れを開いた。
サ「な…！」
革命軍さん、お手際はまことに見事でございました。
あなたがたに狙われてしまえば最早落ち延びるしかありますまい。
そんな訳で、これから私の家を見張っても最早もぬけの殻でございます。
かしこ A
サ「…やられた。」
さっきのあの声は…Aだったのか…。
悔しい気持ちはなかった。
ただ、貴族だった彼女に対する敬意が生まれていた。
そして、敬意とは違う感情もまた生まれた。
彼女にもう一度でいい。
ただの一度でいい。
ーもう一度会いたい。
個性的(逆ハー) リクエスト・歴女ちゃん→←王様だーれだ(ハートの海賊団) リクエスト・ペンちゃん
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カノン(プロフ) - りとさん» ありがとうございます！お願いします！ (2015年4月24日 18時) (
レス) id: a1e2e6e512 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - スペードさん» 感想ありがとうございました！ジンベエ楽しかったです！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - モンブランさん» いえいえ、どういたしまして！楽しかったです！！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - カノンさん» お久しぶりです！リクエスト了解しました！ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - ガナッシュさん» リクエスト了解しました！早く書き上げますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年4月24日 18時) (レス) id: 78fb09e763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2014年12月16日 23時
