私と妖怪【妖怪ウォッチ】

第26話ぁぁぁぁぁぁぁ!!! ページ28

意味がわからなかった

だってそこにいるんだもん
愛して止まない私の弟が

『なんで…シナ、私』
シナ「もぉ〜！A今顔ぶっっさいくーー！僕のお姉ちゃんなんだからちゃんと可愛くいてよね！」

『は、い…』

そう返事をすれば昔と同じように微笑むシナ。

あぁ、ほんとに変わってないんだなぁ

ケー「ちょ、ちょっとまって！色々話がみえてこないんだけど！？」

そう、慌てて私達に尋ねるケータ。
そりゃ、そうか。私でもよく分かんないんだもん。

シナ「……ねぇ、君。ケータだっけ？何僕の姉ちゃんと馴れ馴れしく話してんの？意味分かんない」

ジバ「おまえこそ、急に現れてなんニャン！？オレっち達とAはもう友達ニャン！」

シナ「猫もいんだ。猫はすきだよ、昔近所で遊んでたし。ね？A」

ウィ「だからあーた！すぐに二人の世界に持ち込もうとするのやめてもらえます！？」

シナ「うっせえ、白うんこ。削ぐぞ」
ウィ「だからあたくしの扱いｨ！！！」

『ね、シナ。この人たちほんとに私の友達なんだ、無理にとは言わないけど君も仲よくしてくれたら…』


シナ「は？」

空気がかわった。重苦しい

シナ「Aは僕よりこいつらのことが好きなの？ねぇ、前言ってたじゃん。僕のことが世界で一番って」

『ちが、今も昔も君のことは大好きだよ！』

シナ「………天野ケータ。」
ケー「え、あ！はい！！！」

シナ「猫と白うんこ」
ジバウィス「あ”？？」

シナ「僕と勝負して。僕が勝ったらもう金輪際Aと関わらないで。」

『は？ちょ、まっ』

シナ「君らが勝ったら僕を好きにしていいよ。煮るなり焼くなり。

ま、ぼくは負けるつもりなんかないけど」

『ちょっと！勝手なこといわないで！』
ケー「いいよ、でも俺達だって負ける気ないから。」

ジバ「ニャン！」
ウィ「ウィス！」

『ケータ…』

私は人が傷つくのをみたくない。
ましてや、私のせいで。
ケー「Aちゃん。」

『ケータ、私…』
ケー「…ただ、男子がバカやってるって思って。
Aちゃんは感受性が豊かだから気にしちゃうだろうけど、ぼくらは一緒にいたいんだ。

君とも、シナとも。」

『！』
ジバ「だから、安心して見届けてくれニャン。オレっち達が勝つとこを」
ウィ「まぁケータくんは間接的に戦うだけですけどね」

ケー「はぁぁ！？そーゆーウィスパーは非戦闘員じゃん！

この人達はなんてあったかいんだろう。
このひとたちなら任せていい気がする

『気をつけてね、みんな」

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