同僚(ルッチ) ページ33
貴「よっ‼︎」
後ろから声をかけられる。
ル「…Aか。」
貴「珍しいね、ルッチがここにいんの。」
ル「任務が終わったからな。」
貴「へぇー！おつかれさん‼︎」
ニコニコ笑って、俺の肩を叩く。
違う奴なら不快に感じることは間違いないが、Aは許してしまう。
ル「お前、仕事は？」
貴「済ませたよ！今、シャワー浴びてきたとこ。」
確かに髪が少し濡れている。
…綺麗だな。
ル「…。」
何も言わずに手を伸ばす。
貴「…ルッチ？どしたの？」
キョトンとした顔で俺を見ている。
「A〜‼︎」
貴「あ、カク‼︎」
Aの表情が変わった。
俺に対しては見せない、『女』の表情。
カ「A、探したんじゃぞ？」
貴「ごめんごめん！ルッチと話してたの！」
カ「ルッチと？」
カクが牽制するように俺を見た。
ル「…わかってる。」
小さく呟くと、カクが満足したようにAの手を引いて歩いて行った。
カ「ほら、行くぞ！」
貴「うん‼︎」
幸せそうだった。
…俺は苦しくて仕方なかった。
だけど、何故か2人が見えなくなるまでそこに立ったままでいた。
ル「わかってる。」
あいつが俺をただの同僚としか思ってねェことも。
あいつにとってカクが特別な存在だってことも。
……あいつを欲しいと思ってることも。
ル「わかってるさ…。」
どう足掻いても俺がAの特別な存在になれねェことも。
ーそれでも期待してしまう。
ーお前がいつか俺を『同僚』じゃなくて
ー『特別な存在』と思ってくれるんじゃねェかって。
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りと(プロフ) - smileさん» 初めまして！リクエスト了解しました( ´ ▽ ` )ONE PIECE×貴女3の方での更新になりますので、ご注意下さい！ (2015年3月15日 18時) (
レス) id: d099772e89 (このIDを非表示/違反報告)
smile(プロフ) - ルフィのリア充的なのみたいです!!♪ (2015年3月15日 12時) (レス) id: 2ba70f3726 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - .｡ﾟ+.Mintﾟ+.ﾟさん» オッケー！待ってるね！ (2014年11月2日 10時) (レス) id: d099772e89 (このIDを非表示/違反報告)
.｡ﾟ+.Mintﾟ+.ﾟ(プロフ) - りとさん» よろしく( ･_･)ﾉ たまにホムペにも遊びに行くね(*´∀｀) (2014年11月2日 10時) (レス) id: 543ce1d2c3 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - .｡ﾟ+.Mintﾟ+.ﾟさん» 了解！これからよろしくね！ (2014年11月2日 10時) (レス) id: d099772e89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2014年8月3日 21時
