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それから私たちは10分近く店を見て回った。

次に悟が行きたいと言ったお菓子のお店に行くことになった。

『その前に私トイレ行ってくるから先、お菓子のお店行ってていいよ』

「わかった」

そう言って悟の背中を見届けてからその場を動いた。



5分後、悟のいるお店で合流することができた。

『遅くなってごめんね』

「いいよ、そんな気にしてねーし」

そう言って歩きながら店内を見る悟の背中を追いかけるように私もついて行く。

お菓子を見ているととても美味しそうなアイシングクッキーがあった。

美味しそう、と心の中で言ったつもりだったがつい口から零れてしまっていたようで。

「こういうの好きそうだよなA」

こう返されて、驚いてしまった。

『あ、うん。可愛くて甘いし好きなんだよね〜』

「あー、なんかそんなイメージあるわ」

『そうなんだ』

初めて知った悟から見た私のイメージ。

「てことでこれはプレゼント」

そう言っていつの間にか買っていたアイシングクッキーの袋を渡してくれた。

『ありがとう……!嬉しい!』

「喜んでくれて何より。そして今日記念日だしね」

そう言った悟の顔は、いつもとは違う優しい笑顔だった。

このいつもは見せない表情にキュンときた。
この表情を見れるのも私だけだと思うとなお嬉しい。

『本当にありがとうねクッキー』

そう言って私も笑って見せた。





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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:恋愛
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ゆず - お知らせ、把握です!私も来週テストです、、更新楽しみにしてます!! (2022年6月12日 20時) (レス) @page18 id: a570195afd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - いつも更新楽しみにしてます (2022年6月9日 22時) (レス) @page17 id: 785825e28f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - もう死んでしまうのに、こんな大切で別れたくない人に出会ってしまったと考えると涙がとまりません。 (2022年5月12日 1時) (レス) @page11 id: 1dca6ab714 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまね x他1人 | 作成日時:2022年1月27日 7時

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