55 ページ7
・
五分後には皿の上に乗っていたケーキたちの山は真っ平らになっていた。
その後、私たちは三回もケーキ等のスイーツを取りに行き、1時間近くスイパラに滞在し美味しいスイーツを堪能したのだった。
『ん〜美味しかったね!!』
今思い出すだけでもにやけが止まらない、そのくらい美味しかった。
「滅茶苦茶美味しかったな」
『また……食べに行きたいね』
「勿論。行こうな」
そう言ってスイパラを後にし、次の目的地へと歩いていた。
「次行きたい場所って、ここ?」
そう言って悟が指をさした。
指した先にあるのが、大型ショッピングモールだった。
『そう、ここ!ここのアクセサリーショップとか見たくて』
「じゃあ、アクセサリーショップ行こうか」
『なんか、私の行きたい場所についてきてくれてありがとうね』
そう言うと、何時ものように私より一回り大きい手で、わしゃわしゃと少し荒めに私の頭を撫でた。
この行為ですら、少し懐かしく思えてきてしまう。
「もう少し我儘になれよ」
そう言った悟の顔を見るとサングラスで目は隠されているがうっすらと笑っているように見えた。
私は、悟なりの優しさから来た発言だと思い、ちゃんと受け取っておいた。
・
158人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆず - お知らせ、把握です!私も来週テストです、、更新楽しみにしてます!! (2022年6月12日 20時) (レス) @page18 id: a570195afd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - いつも更新楽しみにしてます (2022年6月9日 22時) (レス) @page17 id: 785825e28f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - もう死んでしまうのに、こんな大切で別れたくない人に出会ってしまったと考えると涙がとまりません。 (2022年5月12日 1時) (レス) @page11 id: 1dca6ab714 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あまね x他1人 | 作成日時:2022年1月27日 7時