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楽しい時間というのはあっという間に過ぎ去ってしまい日も落ちてあたりは紅色に染まっていた。

『今日も忙しくて休みたい中、遊んでくれてありがとうね』
「俺疲れてねーし気にすんな」
『疲れてないと思っても疲れてるもんなの! だから家帰ったら絶対に休んでね、約束!』
ぷくーっと頬を膨らませながら悟に言い聞かせる
「はいはい」
少し説教地味た話になってしまい、言った後に後悔した。
しかし、返事は適当だがちゃんと話を聞いてくれた。

『また遊ぼうね』
そう言い別れようとした。
疲れているであろう彼にいつも通り病院まで送ってもらうのは気がひけた。
「お前は危ないから一人で帰らせられるかよ」
そう言って私より一回り以上大きい手で私の手を引っ張ってくれた。
『……ありがと』
繋いだ手から伝わる熱さがより一層私を照れさせた。

『ねえ、次はいつ会える?』
無意識のうちに口からこぼれてしまった本音。
言った後に思った、これでは私が一方的に好きみたいじゃないか。
『待って、やっぱなんでもない。別に忙しいだろうし合えなくてもいいんだけど、少し気になっただけっていうかなんていうか……』
完全に言い訳にしか聞こえない。
最悪、もう少しうまく言えればよかった。
後悔ばかりで完全に気分が萎えた私を引き寄せて優しく包んでくれた。
「お前、もう少し素直になれ。我儘言って。その方が俺も嬉しいし心配しない。俺が忙しいせいだけどそれでも言えよ……恋人だろ」
少し赤く染まった顔を隠しているつもりなのだろうが、耳まで染まっていたので丸見え。
その上、悟の心臓の鼓動が私に伝わってきてその音が余計私を照れさせた。
『ん、ごめん。じゃあ少し我儘言ってもいい?』
「何?」
『キス……してよ』
そう言った後に空気が一気に冷め、沈黙が続く。
「黙って目ぇ閉じてろ」
そうぶっきらぼうに言った後すぐに睫毛が長く美しい顔立ちが近づいてきた。




ノロウイルスなりました受験生^_^
勉強片手に小説書いてます😸💧

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:恋愛
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ゆず - お知らせ、把握です!私も来週テストです、、更新楽しみにしてます!! (2022年6月12日 20時) (レス) @page18 id: a570195afd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - いつも更新楽しみにしてます (2022年6月9日 22時) (レス) @page17 id: 785825e28f (このIDを非表示/違反報告)
りりり(プロフ) - もう死んでしまうのに、こんな大切で別れたくない人に出会ってしまったと考えると涙がとまりません。 (2022年5月12日 1時) (レス) @page11 id: 1dca6ab714 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまね x他1人 | 作成日時:2022年1月27日 7時

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