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異性が自分の家に来る。
その事自体が自分にとっては2次元と同じような感覚なのである。
数時間前の自分に言っても信用される訳がないけど、現に起きている。なんかもう怖い。
二宮さんは「おじゃまします」とか、一切そのような事を言わなかった。
むしろ、遠慮もなしに当たり前のように椅子に腰掛けている。
……礼儀を知らないのだろうか。
一応、ホームレスみたいな感じだったし。
私の部屋にあるものを彼は初めて見るような目でキョロキョロと見ていた。
このご時世、そんなに珍しいものでは無いだろう。
家が無かったとしても、電気屋とかでも見るのではないだろか？
少し、二宮さんと言う人間に興味を持った。
この人、ただのホームレスではなさそうだと同時に思った。
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作者名：気の抜けた炭酸水 | 作成日時：2017年4月16日 20時
