最後まで一緒にーPart2ー (ページ7)

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52話ページ7

和也side

和「潤君、体調大丈夫？」

潤「うん。」

和「ふふっ。よかった。」

雅「じゃ、みんなでご飯食べよ！もうお腹ペコペコだよー。」

智「おいらもー。」

起きた潤君はぽわんとしてて、さっきとは違ってほっとした。

相葉さんのお陰で空気もなごやかで…。

みんなで仲良くご飯食べて、ぼちぼち準備して、

翔「そろそろ行くぞー。」

翔さんの声でみんなで車に乗り込んだ。

車の中には嵐の曲が流れてて、みんなで口ずさみながら病院に向かった。

看「こちらにどうぞ。」

裏口から個室に通してもらって5人でそこで待った。

看「松本さん、こちらにどうぞ。」

そう言われて、不安な顔してた潤君だったけど、

嵐ー潤「大丈夫だよ。」

俺も含めみんなにそう言われて、少しにこっと微笑んで診察しにいった。

潤side

不安でしょうがなかった。

朝、ああなってしまったし。

先生はいつもどうりにこにこした優しい先生でほっとした。

一通り診察が終わったときに、先生が

医「何か、変わったこととかはありませんでしたか？」

その時、朝のことがフラッシュバックした。

思い出すだけで震えた。

でも、このままだったらいつまでも変われない気がして…。

俺は勇気を振り絞って、今朝のことを伝えた。

潤「急に…苦しく、なって…。」

途切れながら伝えたけど先生はちゃんと聞き取ってくれて、「そっか、そっか。」と優しく言ってくれた。

医「話してくれてありがとうございます。もし、心に引っ掛かる何かあるのであれば、カウンセラーに言ってみますか？誰かに相談することで軽くなることもきっとありますよ？」

潤「お願い、できますか？」

もう、あんな苦しい思いはしたくないと思って俺はお願いした。

看「ご案内します。」

看護師さんに案内された部屋は、薄いパステルカラーの色の部屋でなんだか安心する部屋だった。

カ「こんにちは。僕、佐藤彰と言います。よろしくお願いします。」

にこっと笑って挨拶をした彰さんはほわんとした雰囲気でさっきまでの緊張が少し和らいだ。

潤「松本、潤です。」

カ「松本さんですね。何か悩み事とかありますか？」

この人になら話してもいいかな…。

そう思って俺は今朝のことを話した。

後、昨日の夜のことも。

カ「そうだったんですね。松本さんは…メンバーのみなさんが本当に大好きなんですね。」

潤「え？」

そんな事言われると思ってなかったから、間抜けな声が出た。