最後まで一緒にーPart2ー (ページ16)

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61話ページ16

潤side

目を閉じて。

深呼吸したら、

目を開けてみんなと目を合わせる。

ハァと一息ついてから、

潤「俺ーーーーーーーーーーー…」

助「以上をもちまして、嵐の皆さんオールアップになります！」

パチパチパチパチ

終わったんだ。

潤「…ん？」

何故か涙が溢れてきた。

雅「もぅ、潤ちゃん泣かないでよー」

相葉くんにそう言われても、俺の涙は止まることなく溢れてきた。

和「潤くん泣き虫だねぇ笑」

いつもなら「泣き虫じゃねぇし」なんて言ってツッコむのに、その雰囲気が…言葉が嬉しくて…

智「じゅーん…ほら、まだ終わらないよ。やることたっくさんあるんだから」

さすがリーダー。俺が前に言ってた事覚えてたんだね。

翔「ほら、おいで。」

バフッ

珍しく兄貴っぽかった翔くんの胸に飛び込む。

みんな「ふふっ」と微笑みながら俺の髪の毛をボサボサにした。

それから俺らは、ドラマの打ち上げって言うことでみんなで飲んだ。

まだ編集とか色々あるみたいでスタッフとかみんなで飲むのはまたの機会にってことになった。

だからいつもと同じように家で5人で。

いつもと同じなんだけど、いつもと違うっていうか…

俺なんて、飲んでないのに昨日のこと覚えてないんだから。

あまりにも泣きすぎて。笑

で、泣きすぎて疲れたのか、ただ単に眠くなったのか…リビングで寝ちゃったらしい。笑

全く、小学生かよ。俺は。

朝、グループLINEを見た時に俺の寝顔の写真が載っててもービックリしたよ。

でも、こんな毎日が楽しくてしょうがない。

こんなに平和に楽しんでいるのに、神様は意地悪だ。

俺は何かしたか？

そう思うような出来事が起こるのはドラマが放送される前日の事だった。