16話 ページ18
潤side
医「では、みなさんこちらへ。」
そう言われて案内された部屋に3人で入った。
これから検査結果を聞くんだと思うと、不安でしょうがなかった。
本当は…聞きたくなかった…。
でも…みんながいるから…、そばにいてくれるからちょっとは大丈夫かなって思っちゃったんだ…。
医「…率直に申し上げます。…松本さんは病気です。」
雅「…っえ？」
ウソだ…
医「病名は…脳腫瘍です…。」
脳腫瘍…
和「…っそんな！治るんですよね？」
医「可能性としては、０ではありません。ただ、脳腫瘍は進行が早い病気でして…。」
…そっか。
俺、病気なんだ。
…俺、死ぬのか、な？
俺の思考はそこでストップした。
気づいたときには、自分の部屋のベットに横になっていた。
ニノも相葉くんも目を真っ赤にして、黙って座っていた。
潤「…ニノも、相葉くんも目ぇ真っ赤になってるよ？…泣きすぎだよ。治らない訳じゃないんだから…ね？」
俺のせいで2人を悲しませたままではいられない。
和「…っ、どうして、どうしてそんなに笑えるんですか！潤君が1番辛いはずでしょ？泣きたかったら、泣けばいいじゃないですか！」
雅「そーだよ松潤！泣いてもいいんだよ？俺らがいるから…。」
2人とも…。
潤「…っやだよー！病気なんて！なんで、なんで俺なの？俺はまだ嵐でいたいのに！ずっとずっと嵐でいたいのに…！」
2人のことを気遣うとか、そんな余裕なくて泣いて叫んで今胸の中にある思いを全て吐き出した。
これからのことなんて、何も考えられなかった。
ただ、ただただちょっとでもこの現実から逃げれたらいいなと思った。
気がついたら、俺は寝てたみたいで夜中に一度目が覚めたときには誰もいなかった。
テーブルの方を見ると、置き手紙がおいてあった。
「明日、みんなで来ます。1人で抱え込まないでね。和也
松潤！大丈夫だよ！俺らが居るからね。また明日来るからね！雅紀」
潤「…2人とも…。ありがと…。」
もう一度目を閉じて、布団に潜り込んだ。
明日、みんなに会えるんだと思うと思い気持ちもほんのちょっとだけ、軽くなった気がした。
胸の中で引っかかる、病気のことは今だけは目を向けないことにした。
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あまちゃん - 更新頑張ってくださいね 。リクエストします。相葉くんの風邪。（櫻葉メインの5人）でお願いします。 (2019年4月30日 20時) (
レス) id: 6723e854d4 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - いつも読ませていただいてます！更新頑張ってください！リクエストなのですが、潤くんが高熱の中ライブをする（翔潤メインの5人）のをお願いします！ (2018年11月20日 0時) (レス) id: 1ba6cbf78e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miu | 作成日時：2018年11月7日 23時
