【文スト×名探偵コナン】太宰、正義を目指す。【警察学校組】 (ページ2)

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中也『配置着いた。あとどン位だ？』
　

　

インカムから聞こえる会話。
　
　
私はモールス信号で返事をしながら
ベンチに座ってのんびりする

　
　

坂口『僕もいつでも大丈夫です』
　
　
芥川『太宰さん。星がそちらへ接近中です』

　
　

遅かったな‥‥
　

　
ベンチに背もたれに腕を乗せて足を組み
私は背後を通り過ぎようとした彼に話しかけた

　
　
　

　
「やぁ。久しぶりだね
元気にやってるそうじゃあないか」
　
　
　

??「！！貴君は…」

　
　
「君が最後に殺した男の友人さ」

　
　

　
??「サクノスケの…ッ！

(ポートマフィア歴代最年少幹部か！)」

　
　
　
「如何したんだい？僕とちゃんと会話するのは
初めてのはずだけど」

　
　
　
‥‥君の死体とは仲良くしたけどね。

　

　
　
アンドレ・ジイド。
　
我々が居ってる組織の首領…

　

　
　
　
「君達は何をするつもりだい？」

　
　
ジイド「乃公(おれ)達が求めるものを貴君が知らぬ筈ではなかろうて」
　
　
　

「そうじゃない。私は君に“何をするつもりだ”と訊いたんだ。
君が答えるのはそれだけでいい
　

無駄話は嫌いでね」
　
　
　
　
ジイド「・・・サクノスケは何処だ」
　
　

　
「………あ゛？」
　
　
　
　
ジイド「目が覚めれば、この世界に居た。
死んだはずなのに生きている
　

仲間もだ。では我が戦友であるサクノスケも居る筈だ
　
奴に会う為に乃公(おれ)は地上に顔を出したのだ」
　
　

　
「織田作は居ないよ」
　
　

　
ジイド「！何だと」
　
　
　

「私が必死になって探したんだ。
でも見つからなかった。つまり彼はもう居ない」
　

　
　

　

　
　

　

　

　

　
　

人を“救う側”に成れ

何方も同じなら、佳い人間に成れ
　
　
　

弱者を救い、孤児を守れ

正義も悪も、どちらもお前には大差ないだろうが

………その方が、幾分か素敵だ

　

　

　
　

『何故判る?』
　

　
　
・・・俺はお前の、友達だからなぁ
　

　

　

　
　

　

　

　

　
　

あぁ、やっぱり、君に逢いたい。