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数時間後＿＿＿＿＿＿
体験の期間中はいつもより早めに終わるそうで
今日はもうお開きらしい。
黒須「どやった？やっぱコートに立つんと違うたらいつもとちゃうやろ」
「えぇ。でも新鮮な感じがしてよかったです」
尾白「女バレと迷うてるんよな？」
赤木「マネ来てくれたら大分楽なんやけどなあ。
まぁ無理は言うたらアカンよな！」
角名「スね。京さんはバレー部以外だとどこか入る部あるの？
クラスの友達が入ってたりとか」
今日で２・３年の人とはだいぶ仲良くならせてもらった
「‥‥私、宮城から来たので、関西弁の中に入りずらくて
クラスでは一匹狼状態です。でもバレー部か帰宅部かどちらかにしようとは思ってます」
尾白「極端やな！！」
「今更バスケとかテニスとか文科系の部とか行っても楽しめなさそうですし」
黒須「ほんなら、ウチの部入ってみいひんか？」
部員+A「「「「！」」」」
「マネージャーとしてですか」
黒須「せや。選手として活躍したいんやったら止めはせんけど…
サポート側に居って
そのままでも、２年から復帰したり…色々あるやん？」
「成る程‥‥」
マネージャーが居ないと困るというのは大分理解できる。
マネ業で離れている時間も
練習風景を見るだけでも色々と気づかされるし……
「・・・わかりました。ちょっと待ってください。入部届書くんで」
黒須「用意ええな！？」
予め印鑑を押してあった入部届に名前等を書き込み
黒須監督へと提出した。
黒須「ほな、これからよろしゅうな！」
「…こちらこそ」
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作者名：響輝
| 作成日時：2022年5月6日 17時
