北川第一出身、稲荷崎のツンデレマネの日常。【稲荷崎】 (ページ12)

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記者「もう選手は引退されたんですか？」
　
　
記者「“アレ”が最後の試合ということですか？」

記者「復帰はしないんですか？」
　
　

　
　

ぐいぐいと来る記者。
　
　
それも大体は「王様」か「中学最後の試合」の事。
　
それ以外はないの？

　
　
　
　

　
角名(中学で何かあったのかな)

　
　
　
「・・・別に」

　
　
記者「？」
　
　
　
角名「・・・」
　
　
　

「コッチが勝手に影響受けて勝手に負けただけです。
それに、影山(アイツ)はもう王様じゃないですよ」

　
　

　
岩泉さんに聞いた。
　
　
　

　

進学先では上手いことやれてること
　
　
いい相棒を見つけていたこと

　
　
　
「私、別に自分は何を言われてもいいです。

でも私の幼なじみと仲間を悪く言う人は」
　

　
　

　

わつぁいは記者の肩にポンッと右手を置いて笑った
　
　
　
　
　
　

「“教育”してあげねぁーどだめですね？」

　
　
目を細めて笑顔を絶やさず言う。
　
　
すると、記者は震えて逃げ出した
　
　

　
　
　

「あらまー」

　
　
スンッといつもの表情へ戻って
角名先輩の方へ向き直る
　

　
　

「見苦しいもの見せてすみませんね。行きましょうか」
　

　
　

角名「いや・・・カッコよかったよ」
　
　
　

「！ありがとうございます」
　