夜久弟、実は高校No.１リベロ。 (ページ6)

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ーA sideー

　
　
　

第１セットは取った。
　
現在、第２セットめ…
　
　
　
　

　
ボールから目を離すな。
　
繋ぐことが出来なかったのなら、ここに僕の居場所はない
　

　

トンッと相手のサーブをレシーブし、侑へ返す
　

　
　
　
　
侑「っ、ナイスレシーブ！！治！！」

　
　
向こうの古森くんも拾う、僕も拾う。
　

　

　
　

　

　
A・古森((しっつこい…))
　
　

　
角名「ナイスレシーブ。すごいねさっきの」

　
　
「アレが僕の存在価値だからね」

　
　
角名「オッホホ。かっけー」
　

　

　
試合は着々と進む。
　
　
　
　
　
そして、セット終盤。
　

　
　

「…え、早っ・・・」

　
　

　
来た…

　

　
　

ｱﾅｳﾝｻｰ《おっとここで稲荷崎は、キャプテンの北信介を投入！》

　
　
　
北「・・・・＿＿＿A」

　
　
「はいｯ！」
　

　
　
なになになに…今日は何言われる！？
　
　

　

北「さっきのサーブレシーブ、ほんまに凄かったで。
今日は調子ええな。その調子で頼むで」
　
　
　

「！…はい」
　

此処から、最終セットが始まる
　

　

　

　

　
かつて、中島敦はこう書巻に残した。
　
　

　
昔、私は
　
　
自分のした事に就いて後悔したことはなかった
　
　
　

　
しなかった事に就いてのみ
　
　

何時も後悔を感じていた

　
　
　
　

　
　

　
　

　
　

　

　

　
「頭は間違うことがあっても、血は間違わない」

　
　
銀「え、どうしたん」

　
　

　

「僕の大好きな言葉だよ」
　
　
銀の質問に、僕は口元を抑えながら答えた
　

　

　

　
双子・アラン(((何かカッコエエ…！！)))
　