死神少年、迷い犬と出会う。 (ページ10)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:2,228 hit

死神　８ページ10

　
コイツの名前は確か‥‥‥
　
　

「確か、中原中也と下に居るのが芥川龍之介だったか？」

　
　
俺がそういうと、一気に警戒を強めた。
　
　

中也「手前に情報売ッた奴は誰だ」

　

「砂色の外套に体中に巻かれた包帯。
　
細っこい体と、異常なほど回転が速い頭」

　
　

中原中也はウゲッ・・・と言った
　
　
「あ、俺は探偵社いんじゃねぇからな？
なんなら迷子で今夜泊まるところもねぇ程だ」

　
　
中原「はァ…？」

　

「一応言うが、本当だ」
　
　

中原「手前は何者だ」

　
　
「・・・うるせぇ。相手に聞くなら自分から言えよ」
　
　

中原「あ‟ぁ？」

　

　
戦闘態勢に入る前に、拳を放ってくる
　
　
俺は返却された氷輪丸の柄と体術受け流す。
　

　
　
「・・・俺に刀を抜かせてみろよ。話はそれからだ」

　
　
中原「なめンじゃねェよ。餓鬼が」

　

・・・おいおい…
　
　

「俺、お前より年上だぞ」
　
　

中原「あ？手前、俺より“チビ”のくせに何言ってンだ？」

　
　
「・・・」

　
　
　
チビ‥‥だと？
　
　

　
俺は一気に近づいて胸ぐらをつかむ
　
　
　

「うるせェ！てめぇもチビだろうが！！」

　
中原「手前も気にしてンのかよ！？」
　
　

「一緒にすんな！！」
　

中原「そりゃどういう意味だよ！？
名前ぐらい言えや！！」

　

「日番谷Aだ！！」
　
　
中原「糞太宰と如何いう関係だ！」
　
　

「今日あったばかりだっつーの！」
　
　

　
　
　

結局、空中で夜が明けるまで口げんかした←
　