死神少年、迷い犬と出会う。 (ページ9)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:2,229 hit

死神　７ページ9

通話を切らずに視線だけ下へ向けると帽子を被った碧い目の奴と
真っ黒の外套と毛先だけ白い特徴的な髪をした男２人と目が合った。
　
　
　

「・・・」
　

　
　
　
太宰「路地裏=マフィアの領域だと思っていいよ。一般人はまず居ない。殺されるからね…
チビで帽子を被ってて夕日色の髪の毛で碧い目の男と
毛先が白く、それ以外はほぼ真っ黒の長身の男はマフィアのトップ戦力だから注意してね

ドンピシャじゃねーか！？
　
　
　
はぁ‥‥ついてねぇな‥‥‥‥
　

ほっときゃまァどっか行くだろ。帰るとか
　
　

　
松本『それで、隊長今どこにいるんです？
書類仕事、溜まってますよ』
　
　
「お前は俺がやってやった事忘れたのか…？」

　

松本『？』

　
「はぁ…今はよくわからねぇが異世界っぽいところにいる。
霊圧はいつもより制限してる。それ以外を含めて異変も特にない
　
今そっちは何時だ？」
　

　
松本『真昼間ですよ～』
　

「…時差もあるようだな・・・こっちは今深夜の１時だ」

　
雛森『怪我とかは・・・』

　
「ねぇよ」
　
浮竹『こっちでも戻る方法は探してみるから、
しばらくそっちで過ごせそうか？』
　

「何とかします」

　
松本『まだ寝床見つかってないんだ～？』
　
　
「うるせェ。宛ては出来た」
　
　
京楽『斬魄刀は？』
　
「いや、俺を認知できる奴が結構居るから試せねぇ。
進展があれば連絡できればする。そろそろ切るぞ」
　
　

松本『お気をつけて～』
　
　
「お前は仕事しろ！」
　
　
　
　
　
通話を切ると、後ろに気配を感じた
　
　
‥‥攻撃…来るッ！！

　
　
　

　
前進して回避する
　
　

？「へェ・・・」
　
　

「何の用だ」
　
　
？「おいおい、そりゃ俺の台詞だろ。
手前こそこンな処で深夜で何やッてンだよ？」
　
　
「・・・」
　
　
？「だんまりか…つーか手前、異能者か？」
　
　
「は？」
　
　

？「？」
　
　
　
太宰があそこまで言うってことは要注意人物なんだろうが・・・・
　
　
　
「俺は異能力者じゃねーよ。てめぇ誰だ」
　
　

？「お、刀か！かっけェじゃねーか
名前は？なンつー名前だ？」
　
　

　
意地でも情報を出そうとしてくるな‥‥‥
　

　
　
　

　
・・・？待て。
　
このままいけば、戦うだろう。つまり…
　
　
　
　
　
　

　
　
斬魄刀について試す絶好のチャンス！！
　
　
　

　
…やる気出てきた←